学校だより

第一回学校運営協議会(ひめっ子すくすく会議)を開催しました!

 姫戸地区の保・小・中で設置しています「学校運営協議会」(ひめっ子すくすく会議)を、先日6月16日(水)に姫戸小学校を会場に開催しました。

 学校運営協議会制度(コミュニティ・スクール)は、学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子供たちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める法律(地教行法第47条の5)に基づいた仕組みです。姫戸地区は何年も前からこの制度に取り組まれている、全国でも例を見ない先進地域です。学校運営協議会の主な役割として、

 ○ 校長が作成する学校運営の基本方針を承認する

 ○ 学校運営に関する意見を教育委員会又は校長に述べることができる

 ○ 教職員の任用に関して、教育委員会規則に定める事項について、教育委員会に意見を述べることができる

の三つがあります。学校運営協議会では、子供たちがどのような課題を抱えているのかという実態を共有するとともに、地域でどのような子供を育てたいのか、何を実現したいのかという目標・ビジョンを共有するために「熟議(熟慮と議論)」を重ねることが大切になります。熟議により、子供たちに関わるより多くの方の意見を取り上げることができます。本年度は会長に深谷千惠様(姫戸ひかり保育園長)を、副会長に田中道範様(子供会連絡協議会長)を推薦いただき、上天草市教育委員会から委嘱された委員20名で活動を進めて参ります。

 「まなび部会」では、①コロナウィルス感染症拡大防止を徹底しながら、地域と子供の交流の場を創造する。②地域学校協働活動推進員のコーディネートにより学校行事等への協力も含め、普段の授業への地域住民の参加・サポートを図る。

 「こころ部会」では、①親も、子も、地域も一体となった「あいさつ運動」を展開する。②地域の文化継承の場を確保する。

 「からだ部会」では、①肥満にならない体づくりを、家庭・地域に啓発する。②家庭と連携して、子供にメディアコントロール力を育成する。

など、それぞれの部会の活動の方向性が示されました。今後、「熟議」を重ねながら、具体的な活動を推し進めていきたいと思います。