冬の使者 来る!
今年も「外国からの訪問者」が学校内に現れました。
その訪問者は、
1 毎年 秋の終わり頃にやってきて、春になると旅立ちます。
2 男性と女性では、男性の方が派手な 「いでたち」です。
3 小さな声で「ヒッヒッ…カッカッ…」と鳴きます。
その正体は、ジョウビタキという鳥です。
↑ ジョウビタキ(オス) ↑ ジョウビタキ(メス)
かなり動きが素早いので、なかなか気づかれないことがあるようです。学校近辺では10月23日に初めて姿を見ることができました。
どんな鳥かまとめてみると、
①大きさは、スズメぐらいである。オスは頭上が白く目の周りが黒い。メスは頭が淡褐色。胸から腹、 尾にかけてはオスメスとも橙色をしている。翼は黒褐色だが中ほどに白くて細長い斑点がある。
②渡り鳥である。夏の間は、チベット、中国東北部、バイカル湖付近で過ごし、冬になると日本や中国南部、インドシナ半島で生活する。
③なわばりをもった鳥である。平地からの低山の明るく開けた林の中に生息する。人里や都市部の公園などでもよく見られる。縄張りを作って同種を追い出そうとする習性があり、ときには鏡に映った自分の姿にも攻撃を加えるほど。
④雑食である。昆虫類を主に食べる。冬場は木の実なども食べる。
冬の訪れを感じさせる鳥です。小さな声でしっぽを振るわせて鳴いている鳥がいたら,ジョウビタキかもしれません。