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木場校長と梅田教頭のつぶやき

保小中連携協議会 6年生公開授業

昨日は、午後から御所浦中学校、御所浦保育所、御所浦北保育所の皆さんが御所浦小学校に集まって御所浦地区保小中連携協議会でした。

6年生の国語「海の命」を参観していただきました。「海の命」の目標は「登場人物の生き方について、考えたことを話し合おう」です。まさに6年間の学びの集大成ともいえる国語の単元でもあります。

「主人公の太一が瀬の主をなぜ殺さなかったのか」について根拠をもとに自分の考えを学び合いながら深めていきます。

考えの交流がたくさん。

話したり話を聞きながら気付いたことはノートや教科書に書き込んでいきます。

6年生のすごいところは、子どもたちが自分で考えをつないで、深めていく力です。先生の深めるポイントや視点の助言や示唆にしたがって、どんどん意見や考えを深て行きました。45分間ずーっと思考し続け、参観の先生方も45分が短く感じられたようでした。

子どもたちの発言やつぶやくをもとに思考したあとを板書で図化することで、根拠をもってということに厚みをもたせます。

子どもたちのノートを見せてもらいましたが、このノートもすばらしい。自分の整理しやすい方法で自分の考えたことを整理してありました。今回はタブレットでのシートではなく、ノートでまとめた方が自分の考えを整理しやすいと自分たちで決めたそうです。

手前味噌ですが、6年生の皆さん、担任の先生方素敵な授業ありがとうございました。

その後授業について、本年度の連携について話し合いをしました。

御所浦地区は「子どもたちは宝」として存在をとても大切にしてくれる土地柄です。

先日も御所浦地区まちづくり協議会から保育園から小学校に上がる際のランドセル購入の助成、中学校へ入学するに際しての通学バックの贈呈、そして昭和39年から続いている産山村との海山交流への助成をしていただくというありがたいお話をいただいたところです。ただ宝は磨かないと輝きません。磨いていく役目が家庭であり、保育園や学校であり、地域であると思います。この協議会では、保育園、小学校、中学校が一体となって、子どもたちの健やかな成長と学びを支えるための連携について話し合うことを目的としています。子どもたちの育成には、それぞれの成長段階に応じた支援が欠かせません。そのためには、保育・教育の場が一貫性を持ち、相互に協力し合い、家庭と連携を図っていくことが非常に重要だと改めて感じました。

話は変わって、今日の給食は、これです。天草お魚を食べよう&高知県の郷土料理給食で「魚のフライ黒潮ソース」「ぐる煮」です。

今日の4時間目の交流道徳の様子は明日お知らせしますね。