校長のひとりごと
非常時ゆえ、危機意識をより高く
1・14から県独自の緊急事態宣言。感染しても自宅療養しかできない状況になってきているようです。
健康上気になる方々は、きわめて心配されているかと。(私も)
メデイア等でさまざまなやりとりが繰り広げられていますが、こっちをとればあっちがむずかしくなる、
国や自治体TOPの方々の葛藤は絶えないのだと思います。
ともあれ、学校としては感染を阻止するために、新たに「マスク着用の強化(給食歯磨き、体育のメイン活動以外は基本着用)机上パーテーションの設置、グループ活動の制約などが加わります。
ワクチンの接種が待たれます。・・・
学校だより11号
1/13夕方、熊本県知事から県独自の緊急事態宣言が発令。
「緊急事態」という言葉の響き。
よく考えると、ものすごく恐ろしい言葉です。
そんな中ですが、学校は対策を講じながら、進みます。
令和3年(2021)スタート
図書館の先生方に節目ごとお作りいただいています。
かくありたいと思えども
うまくいかないことや体調不良が続いたりすると、どうしてうまくいかないのだろうと悩むことが多くなりました。
そんな中、新年を迎え、今年はどう生きていくかを考えるとき、ふと「恕」という言葉を思い出しました。
これは孔子の言葉で、人生で一番大切なことは「恕=思いやり」の心である、という意味です。
其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すこと勿れ。
(それは思いやりです。自分がされたくないことを人にしてはいけません。)
このくだりは中学校国語の教科書にもあるのですが、孔子は「自分自身に思いやりをかければ、自分以外の人にも思いやりをかけることができる」と。
人はだれも自分が大切ですし、幸せになりたいと考えます、幸せとは何か。いろんな幸福観がある中、人が心から「ありがとう」と言ってもらえる人でありたい、と思えるとどんなにかいいだろうと思います。「自分の幸せのために、人のために尽くす」「give and giveの精神(give and takeではなくて)」あのアフガンの地で凶弾に倒れた中村哲さんの生き様を思い起こします。
新年にあたり、恕の心を大切にし、うまくいかないことに一喜一憂せず、人に感謝される生き方をしていきたい、そんな人になりたいと思ったところでした。まだまだ至りません。
今年は年男、定年退職の年度を迎えます。
仕事納め
令和2年度の3/4が終わります。
コロナ禍の中、難しい判断をさまられることが多い日々は
これからも続きます。
その判断が正しかったのか否か。葛藤は尽きません。
我が身の至らなさを痛感した日々でした。
令和3年は、状況を総合的に判断し、正しい道筋が開けるよう、高い意識をもって
いかねばならないと思っています。
子供たちも先生方も、保護者の皆さんもいろいろあったと思いますが、
なんとか次の年へつながりそうです。
ありがとうございました。