6/25 現地で学んだ命と環境の大切さ 〜水俣に学ぶ肥後っ子教室〜
6月25日、「水俣に学ぶ肥後っ子教室」で、実際に水俣市を訪れて学習しました。
始めに、語り部の方による講話を聞きました。ご自身の体験を通して水俣病の苦しみや、命の尊さ、そして「生きることの大切さ」の意味を語ってくださいました。子どもたちは静かに耳を傾け、話の一つひとつを受け止めていました。
午後からは環境学習として、環境問題や環境保全の取組や、リサイクルなどについて学びを深めました。子どもたちは、環境と共に生きるために自分たちにできることを考えながら、意欲的に活動していました。
最後は水俣病資料館。展示を見ながら、水俣病の原因や当時の被害の様子、そして多くの人々が差別や偏見と向き合いながら生活してきた歴史について学びました。真剣な表情でメモを取りながら見学する子どもたちの姿が印象的でした。
この学びを通して、「自分たちの生活を見つめ直し、環境を大切にする心を持ち続けたい」「命の重さについてもっと考えていきたい」といった感想が多く聞かれました。
ふるさと熊本の歴史と環境にふれ、心を育む貴重な1日となりました。