麦踏み体験(2年生) 12月12日(月)
麦作りをなさっている地元の生産者の方(増田さん)との仕事上のお付き合いの関係から、2年生が麦踏み体験をさせていただきました。本校の栄養教諭が地元産の食材探しを行っている中で、実現できた体験学習でした。
なぜ、麦踏みをするのか? 黒いビニールの旗は何のために立ててあるのか? 収穫した小麦はどこに運ばれていくのか? など、子ども達の素朴な疑問に丁寧にお答えくださいました。みんなで手を繋いで、「大きくなあれ。大きくなあれ。」と30分くらいの間、麦踏みをさせていただきました。中にはうっすら汗をかく子どももいるほどに結構な重労働です。
阿村干拓での小麦つくりは40数年前から始まったそうです。稲作から小麦作りへの変遷は、従事者の高齢化や後を継ぐ人材確保などの要素があるそうでう。「昔は1クラス45人で3クラスあった。」と教えてくださいました。
子ども達の麦踏みを眺めながら、「自分たちの子どもの頃、麦踏みは親の手伝いでやってました。」と昔を思い出しながら話されました。
海抜が低いこの干拓では、梅雨時期の排水がとても大変だそうです。年が明けたら2回目の麦踏みが行われるそうです。