学校生活 

倉田さん講演会「であい ふれあい わかりあい」

1月22日(水)

 「であい ふれあい つたえあい」という演題で倉田さんからご講演をいただきました。倉田さんは現在くまもと障がい者労働センターで代表を務められています。生い立ちや私たちへ伝えたいことなどがたくさんあって、45分ではものたりませんでした。

 子どもたちは、倉田さんが小学校入学時に横島小学校ではなく松橋支援学校へ入学したため、家族と離れて暮らすことになったことに、「さびしい。悲しい。」と共感の気持ちを抱いていました。

 また、障害を理由に就職ができなかったため、ご自身で会社を設立し社長として活躍されていることに驚いた様子でした。車の運転や買い物、缶コーヒーを開けるのも全て「足」を使っておられることから「何とかしようと思えば何とかなる」ということを考えていたようです。

 倉田さんから、わたしへのメッセージです。

「障害は不自由だが不幸ではない。障害を克服するのではなく、障がい者差別をなくしたい。だから私は講演会で伝えます。この世からなくしたいものは、戦争といじめと差別です。なくしたくないものは、感謝と勇気と希望です。仲間になれる言葉はたくさんあります。であい・ふれあい・わかりあいのきもちでみなさんも仲間になりましょう。」

 講演会後、2年生教室で給食を一緒に食べられ、何と昼休みには体育館で子どもたちと一緒に遊ばれていました。車いすに乗せてもらった子もいました。

 くらたさんとのであいに感謝します。ありがとうございました。

 子ども達の感想です。

「私は倉田さんの話を聞いて、あきらめないことが大切いうことが分かりました。倉田さんの話を聞いて勇気がもてました。心と命を大切にしていきたいと思います。」

「ぼくがこの世からなくしたいことは戦争と差別といじめで倉田さんと同じです。好きな言葉は勇気、希望、元気です。できると信じてあきらめないで元気いっぱい挑戦していきたいと思います。」

「私は講話を聞いて、自分と人を比べないようにしようと思いました。倉田さんのお話を聞く前は、他の人とはちがうから、他の人よりだめだからなどの理由で人と比べていたけど、話を聞いて、私は私だからという自信がつきました。倉田さんみたいに前向きになりたいです。」