学校生活 

6年生 戦争体験講話

9月9日(月)

 今週の金曜日から修学旅行に出発する6年生。修学旅行では、被爆地である長崎を訪ね、戦争の爪痕を見つめ、戦争の悲惨さや平和の尊さについて学んできます。

 今日は事前学習として、玉名地域で戦争を体験した方々から戦時中のお話をお聞きしました。当時、学校での学習はなく、軍事工場等での作業をしていたという話を聞きました。荒尾にある工場まで歩いて行っていたという話や、長崎に落とされた原子爆弾の煙は見えたが情報が入ってくるまで原子爆弾が投下されたことを知らなかったというお話を聞きました。

 昔にあった、少し離れたところの話だったものが、ぐっと身近なことに感じられる時間となりました。感想を紹介します。

「ぼくは横島町から見えるくらいの爆発が起こったことに驚きました。」

「今の自分たちと同じぐらいの時に、火薬を作っていたなんて想像したら、とても大変だと思いました。」

「特攻隊の人が書いた漢字が残っていたというのが、一番驚きました。13日に修学旅行に行くので、そのときにまた、展示されているのをメモしようと思います。」

「小学生や中学生の人たちも授業がなくなって、火薬づくりをしていたことを知って驚きました。また、ご飯なども不足くしているのに、12時まで働いていたことにも驚かされました。」

「当時はご飯が手でつかむくらいしかないということに驚きました。今はご飯がたくさん食べられるけど、戦争のころは全然食べられなかったので、これから食べ物に感謝して食べようと思いました。」

「先生方のお話を聞いて、あらためて戦争はしてはいけない、むだなものだと思いました。」