校長室

「給食集会」 行いました。

 今日(1月25日)、体育館で「給食集会」を行いました。

 毎年、1月24日から1月30日まで、「学校給食週間」が設定されていますので、その一環として実施しました。

 日本には、「もったいない」という言葉がありますが、外国には、これに相当する言葉がないそうです。物を大切にする日本文化の特徴ではないでしょうか。しかし、一説では、「食品ロス」といわれる、無駄になる食糧が年間650万トンもあるそうです。もったいないですね。一方では、食糧がなく、困っている人々も世界中にたくさんいます。自分たちの食生活についても、しっかりと考えていきたいですね。

 今日は、学校栄養士の福島先生から、三つの視点でお話がありました。

 一つ目は、「昔の給食の紹介」、二つ目は、「給食がどのようにして作られているか」、三つ目は、「感謝の気持ちで食べましょう」でした。

 昔の給食は、おにぎりと焼き魚と漬け物だったそうです。今から比べると、大変質素ですね。そして、戦中、戦後の様子、最近の給食への移り変わりを紹介してくださいました。

 「給食は、どのようにして作られているか」では、大きな釜で煮炊きする様子やご飯を炊くための6つの釜、食品を洗うための大きなシンク、野菜を切っている様子などを写真や動画で見せていただきました。308人分を5人の調理師さんで作っておられます。すごいですね。

 「感謝の気持ちで食べましょう」では、「いただきます」「ごちそうさま」の意味をしっかりと考えてくださいと話されました。給食に限らず、食べ物は生き物の「命」をいただいて作られています。そのことにしっかりと感謝してべましょう。

 給食は、食べ物を育てる人、運ぶ人、作る人など、たくさんの人の協力でできています。そのことにも感謝したいですね。

 また、食べ残しがあると、悲しい気持ちになられるそうです。自分に合った量を、しっかりと食べてくださいね。

 

 その後は、給食委員さんからのクイズでした。食事のマナーについて、三つの栄養素についてなどの問題を出してくれました。

 みんなしっかりと、考えてくれました。

 給食について、しっかり考えることができた集会でした。