校長室

昼休みの出来事

10月24日(木) 昼休みに運動場を見回っていると大勢の子供達が楽しそうに遊んでいます。ただ、様子を少し詳しく見ていると色んなドラマがあっています。

2例紹介します。一つは、低学年の女の子が泣いていたお話です。外庭の水道の所に座って一人泣いていました。話を聞いてみると、昼休みに友だちと鬼ごっこをする約束していたら、元気の良い男の子達が、違う種類の鬼ごっこをしたいと言ったので、約束していた女の子達が、それを始めてしまったことが原因でした。その子にとっては、約束を破られ、勝手に違う遊びをされたので、悔しさと悲しさ?が重なって泣いていたのでした。そこで、鬼ごっこをしていた子どもたちに声をかけ、事情を話すとごめんねと謝っていました。ただ、悔しい気持ちは、昼休みの間には元に戻らなかったみたいです。

二つ目は、低学年の男の子の例です。運動場から怒ったようにして帰っていたので、声をかけると友だちが、サッカーで無理矢理ボールを奪っていったと言うことでした。サッカーをしていたらそんなことはあるよね。もう一回がんばって見ようかと言ったら、思い直して相手の男の子からボールを取り返そうと走って行きました。子どもたちは、けんかしたり泣いたり色んな経験をしながら成長しているんだと感じました。もっともっと人と関わる遊びをしてほしいと感じた事例でした。