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【5年生】コロナウイルスに関する学習(第2時)

前回コロナウイルスの感染予防について学習しました。

まずは、復習も兼ね、手洗いの効果について、ノロウイルス対策の資料をもとに確認しました。

子どもたちは、給食時間に早速、多くのウイルスを除去できる手洗いを試していました。

 

(手洗いの時間・回数の効果 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000105095.pdf)

 

本時の学習では「コロナで差別等を受けた人の気持ちについて考えよう」というめあてで学習をしました。


(新潟県HP 新型コロナウイルス感染症に関連する人権への配慮について https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/fukushihoken/9837569812.html)

まずは、資料をもとに、コロナ感染に対する差別事象等の例を確認しました。

子どもたちは初めて聞く話も多く驚いた様子とともに、「なんで?」「おかしい」と口々につぶやいていました。

 

(君自身と、仲間を、大事に楽しく過ごそう 国立成育医療センター)

次に、資料中の、いじめや差別を受けた子どもの気持ちを考えました。

子どもたちからは悲しみや戸惑いのほか、「自分がされたらどう思うのか」「自分がかかって言われたらどうか」といった怒りの声も上がりました。

(君自身と、仲間を、大事に楽しく過ごそう 国立成育医療センター)

最後に全員で、「誰でも感染する可能性があること」「困っていることは相談していいこと」などについて確認をしました。

 

子どもたちの感想には、「色々な差別があるんだと見てわかった。」「正しいことを知って、相手を大事にした方がいいと思う。」「自分の周りの誰かがかかったとしても、偏見を持って接しないようにしたいです。」と書いてありました。

事実を知ることをできた子、差別をする人へのおかしいという思いを持った子、自分がする側にならないように考えた子など、一人ひとりがそれぞれの立場から今日学習したことについて考えていることがわかりました。

 

次回は、なぜコロナの患者さん等への差別等をしてしまうのか、どうすれば差別等をしないかについて考えていきます。