学校ブログ
ぼくだけのひまわり
【校長ブログ】
先週、突然、ある子供から「校長先生、ぼくひまわりを植えたい!」とお願いがありました。「ひまわりはあんなにたくさん植えているんだけどなあ」と思いましたが、「どうしてひまわりを植えたいの?」と聞き返すと「好きだから、ぼくのひまわりを植えたい」と話します。学校に植えているひまわりではなくきっと「ぼくだけのひまわり」という意味だったのでしょう。そして、そのことを私に直接、話しに来たことがうれしく思いました。「月曜日に植えようね!」そう約束しましたが、数人の友達にも声をかけていたようです。こんなこともあるかもしれないと自宅で育てていた「ミニひまわり」を持ってきて子供たちと一緒にプランターに植えました。「ぼくだけのひまわり」になると、お世話も「ぼくだけの」に変わります。自分事に変わります。自分の責任に変わります。でも、それも大切なことだと思います。結局、雨が上がった水曜日に植えることができました。「ぼくだけのひまわり」が枯れることのないように、そっと見守っていこうと思いました。