学校ブログ
気付く感性がまだまだ!
【校長ブログ】
下の写真を見て、何か思いがありますか?
もっと、拡大してみます。何か思いがありますか?
私は何気なく、今年は開校149年、次年度は開校150周年の節目の時だと思っていました。か
ところが、偶然にも平成16年度のPTA会長である椎屋様とお話しすることがありました。椎屋様のときに設置されたと言うことでした。椎屋様曰く
「東間小学校のこれまでの伝統と歴史の中で、周年のときには子供たちがその伝統と歴史に気付くことができる。しかし、そうでないときにはなかなかそのことに思いを馳せることはないだろう。だから、周年以外の時にも、子供たちに東間小学校の年齢に気付き、意識してもらいたいという思いで設置した。」
ということでした。
一つ一つの何気ないものにも、それを設置された方の強い思いが込められており、その思いが形として今に至っていることを改めて感じたものです。
それとともに、それを赴任して1か月、何気なくみていたこと、その思いに気付くことができなかったことを深く反省しました。
本校で育てたい資質・能力の一つは「気づき、自ら考え、伝える力」です。ただ、私としてはこの「気づく」という感性を最も重視しています。なかなか気づけないのです。
この看板を見て、その当時のPTA会長の思いに気づけなかったこと、まだまだ修行だなと考えたものです。