学校ブログ

6年生修了式 その2

【校長ブログ】

3月19日、6年生の修了式を行いました。6年生としての1年間の教育課程を修了した証です。修了証書を一人一人の子供に手渡しました。修了式の中で私は子供たちに次のようなことをお話ししました。
・ 私の父は、私が小学校1年生の時に両目を失明して、教職を去らなければならなかったこと。
・ その過程で、いろいろな人からつらい言葉を浴びせられ、学校に行くこともつらかったこと。そして、中学校に行っても続いたこと。
・ 中学校3年生で、今思えば親友と呼べる友達に出会ったこと。
・ 6年生一人一人も同じような状況をすでに背負っているかもしれない、これから背負うかもしれない。
・ ただ、皆さん一人一人の未来の時間の中に、皆さんと出会うことを待っている大切な人がいること。
・ そのためには、つらいことがあっても投げ出さず、未来の今をひたむきに生きてほしいこと。
・ ひたむきに生きる中で、きっと未来で待っている大切な人と出会うであろうこと。
・ そして、遠い将来、過去を振り返ったときにそれが自分にとって大切な出会いだったと思うであろうこと。
 子供たちが、これから中学校、高校、大学と進学していく中で、何かを背負っても投げ出すことなく、ひたむきに生きてくれることを切に願います。