学校ブログ

人権の花運動 終了式 気づく感性

【校長ブログ】

 11月28日(火)、人権の花運動終了式が行われました。

 人吉市副市長様、法務局人吉支局長様、人権擁護委員様他、関係の皆様が来校していただき、本年度集めたマリーゴールド、ミニひまわり、サルビアの種を次の学校に贈りました。次は免田小学校に引き継がれると言うことです。

 種まきから花を育てると、花の種類によって発芽する時期が異なります。同じ気温であっても水をほしがる苗、嫌がる苗があります。大切なことは、一つ一つの花の苗と会話し、どうしてほしいのかを気づくことです。あえて水をかけずにそっとしておくこと、たくさんの水をかけてあげること、苗と会話をすることで気づいてきます。

 子供たちも同じことです。努力したらすぐに成果が出てくる子供、なかなか成果が出なくてもじっと頑張り、その時期になって始めて成果が見られる子供。友だちの表情に気づき、あえてそっとしておくことも必要でしょう。温かい言葉をかけることも必要でしょう。そのためには気づくことが必要なのです。人権の花運動をとおして、苗の声に耳を傾け気づく感性、友だちの声に耳を傾け表情に気づく感性を育てていくこと、それが人権の花だろうと思うのです。