本校の教育

~令和5年度スタート、一人一人が輝く学校づくりをめざして~

                                                                                                                      校長  小田 博臣  

 昨年度、園芸委員会の子供たちが、頑張って種から育ててくれた花々が満開に咲きほこる中、令和5年度の新学期が始まりました。お子様のご入学、ご進級おめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。

 本年度は39名の新1年生を迎え、全校児童231名(令和4年度から11名増加)、教職員22名でのスタートになりました。今年度も子供たちの心身の健全な育成を目指し、教職員が一丸となって教育活動の充実を図っていきたいと思います。保護者の皆様、地域の皆様、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 ここ数年、コロナ禍の中、教育活動に制限をかけざるえない状況でしたが、今年度は、少しずつ地域の方々や地域の宝(もの・こと)との関わりを大切にしながら、地域とともにある学校づくりを推進し、地域に元気を与える存在になれるよう取り組んでまいりたいと思います。

 

 

1 学校教育目標
☆ 郷土に誇りをもち、夢に向かって挑戦する児童生徒の育成 ☆
       ~ 岱明地区小・中学校共通学校教育目標 ~
 子どもたち一人一人が、将来への希望いっぱいに夢を抱き、生涯に亘って、「夢の実現」を果たすことができるように、日々の生活や学習場面において、目標とめあてをしっかりともち、個人で、そして集団で、課題に見通しをもって粘り強く取り組み、友だちとの学び合いによる豊かな交流を通して、自分や友だちの考えやよさを認め合い、自分の学びと生き方に活かしながら、よりよく創造していく授業づくりと生活づくりに取り組みます。
 また、授業や生活を通して、子どもたち同士が共に認 め合い支え合いながら、信頼と絆を強め、よりよい人間関係の形成を図っていきます。
 このような子どもたちの学びを、すべての学校教育活動に位置づけ、子どもたち一人一人に、学年の発達段階に応じた「未来をよりよく生き抜く力」として求められる「確かな学力」、「豊かな人間性」、「健康と体力」を、バランスよく身につけさせると同時に、一人一人のよさと可能性、資質・能力を伸ばしていきます。
   このことにより、子どもたちの「意欲と情熱」「自信と誇り」を培い、子どもたち一人一人が、
  「夢の実現に向かって生き生きと瞳輝く太陽っ子」を育んでいきます。


2 目指す児童像(校訓)
                                                      
                    

 大野小には、すばらしい校訓があります。
 「太陽のように温かく希望をもって強く輝く、かしこく、やさしく、たくましい 子どもであってほしい。また、そういう人に育ってほしい。」という願いを託した校訓です。
 この校訓は、第20代の村田悦子校長の時に制定されました。40年以上この校訓のもとで教育活動を続けてきました。


                      [ 校訓 ] 
         かしこく やさしく たくましく
                 [本年度の合い言葉]

子どもも 教職員も 保護者も 地域の方も 「笑顔」がいっぱいの大野小


   「いい声 いい顔 いい心(いい行動)」

  ㋔ 落ち着き  ㋔ 思いやり  ㋨ のびのび

  

〇 夢をもち、主体的な学びを身に付けた子ども( かしこく 学びづくり )
  ・人の顔を見て、真剣に話を聴く姿勢、基本的な学習態度を全ての学習の基盤におきます。
  ・常にめざす目標・めあてをしっかりともち、達成した姿・ゴールを明確にイメージし、課題解決に向

   かっての見通しをもたせます。
  ・解決の見通しに沿って、自分で前向きに粘り強く取り組み、考えをしっかりともたせます。
  ・豊かな表現で友だちに自分の考えを伝え合い、全体で学び合いながら、自他のよさを共有し、考え

   を広げ深め合い、課題を解決し、よりよいものを創り上げていかせます。
  ・学びを振り返り、自他の学びと生き方を見つめ、学びに向かう力、よりよく生活していく力を高め、人

   間性を涵養し、資質・能力を高めていきます。
  ・「わかる・できる喜び」を味わわせ、更なる学習意欲と自信の向上を図り、粘り強く学習に取り組む力

   の育成のもと、確かな学力と主体的な学習態度・学習の習慣化を身に付かせます。  

〇 郷土に誇りをもち、素直でおもいやりのある子ども( やさしく 心づくり )
 
  ・あいさつは、自分と同じように他の人を大切にしようとする気持ちが目に見える行為として最初に行

   動化できるものであり、心やさしい思いやりある行動の原点にあるものです。「顔を見て、お辞儀し

   て、明るく元気なあいさつ。立ち止まって」あいさつができるように取り組みます。
  ・様々な教育活動を通して、郷土を愛する心、思いやりの心、命を大切にする心、自他を大切にする

   心等の豊かな心を醸成します。
  ・全ての子どもたちが、安心して楽しい学校生活が送れるように、心の居場所となる学校学級づくりに

   取り組みます。
   ・夢の実現に向かって、社会において自立して生活できるために、規範意識を高くもち、基本的な生活

   習慣と礼節を身に付けさせます。
  
〇 心身ともに健康で、根気強くやり抜く子ども( たくましく  学びづくり )
  ・自ら運動に親しみ、体力を高め、豊かなスポーツライフを実現できる資質と能力を育成します。
  ・自ら健康の保持増進を行うことができる資質と能力を育成します。
  ・食に関する知識と実践的な態度を身に付かせ、望ましい食習慣を育成します。
  ・自ら安全に行動できる資質と能力を育成します。

夢を実現することができる規則正しい生活リズムと生活習慣を形成し、辛く苦しいことにも負けない

で、最後まで粘り強く頑張り通すことができる力を育成できるよう取り組みます。

 

2 目指す学校像
 ◇ 児童一人一人のよさが輝く学校
 ◇ 心を込めたあいさつが交わされ、礼節を踏まえた落ちついた学校
 ◇ 花に包まれ、整理整頓が行き届いた安全で美しく潤いある学校
 ◇ 児童、保護者、地域住民に親しまれ、信頼される学校
 
                                     

  
3 令和5年度 学校教育目標・経営の基本方針

 

      R5 学校教育目標(保護者配付用).pdf