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道徳「すきなことだからー高橋尚子物語ー」を学習して(3年生)

 2学期最後の道徳の時間は、「すきなことだからー高橋尚子物語ー」のお話をもとに、「あきらめない心」について考えました。お話を読む前に、子供たちに「無理だなと思ったことがある?」とたずねてみました。すると、ほとんどの子供が「ある!」と答え、どんなときにそう思ったのか教えてくれました。「無理だ」と思い、やる気をなくしてしまうことは誰にでもあります。今日の授業では、「無理だ」と思ったとき、その気持ちに負けないための心を見つけてほしいと思って実施しました。

 お話を読んだ後、2位のシモン選手に差を縮められたと気付いてからゴールまで、高橋尚子さんが、どんな気持ちで走っていたのか考えを出し合いました。その考えをもとに、今度はグループで、無理だなと思う心に負けないために大切な心について考えました。子供たちは「時間が足りないので増やしてください。」と言うほど、しっかり考えていました。

 授業の終末では、「メダルがとれなかったとしても自分にとってはいい」「最後まであきらめなかったら自分が満足できる」「心は晴れる」「負けてくやしい気持ちはあるかもしれないけど、また努力すればうまくなれる」と、あきらめず頑張ることのよさについても気付く言葉が聞かれました。

 「無理だ」と思うことがあっても、今日、考えたことを思い出し、踏ん張ってくれたらうれしいです。