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道徳の授業風景 (2年) ~わたしたちと家族~

2年生は道徳の「おふろプール」という学習で、「自分と家族」について考えました。

お話に出てくる男の子は、プールに行くという約束をしていた日にお母さんが近所の人からの頼まれ事が入り、約束を守ってくれなかったお母さんに対して怒ってしまいます。お母さんは申し訳ない気持ちで話しますが、男の子は素直に受け入れることができません。

しかし、その後これまでにお母さんが自分にしてくれた様々なことを思い出し、感謝の気持ちでお手伝いをしました。家に帰ってきたお母さんと一緒に、自分でお湯を溜めたお風呂のプールに入りながら、幸せな気持ちになるのでした。

ここで、子どもたちはどうして二人は幸せな気持ちになれたのかについて考えました。すると、「男の子は、お手伝いをしてお母さんの役に立ち、褒められたから嬉しかったんだと思う」という意見が出ました。また、「お母さんは、男の子が手伝いをしてくれたから嬉しかったんだと思う」というような、別の視点から考えた意見も出ました。

また、普段の生活を振り返り、お父さんやお母さんなど家族との接し方について考え、「お家の人の話を素直に聞けない」など、家族に対して素直になれないことがあると答えた子どもが多数いました。また、「どうしてお家の人はそこまで自分たちに話をするのかな?」と問うと、「私たちのことが大事だから」と答える子どももいました。

家族の人が言うことの中には、自分たちのことを願う気持ちがあるということを学んだ子どもたち。「これからは自分のことは自分でしっかりとする。」「これから更にお手伝いを頑張っていきたい。」などと発表していました。

実際に子どもたちの姿につながっていくよう、引き続き声掛けをしていきたいと思います。ご家庭で、子どもたちが頑張る様子が見られた時には褒め、さらに励ましの声掛けをしていただけるとありがたいです。