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道徳の授業風景(3年)~相手の気持ちを考えること~
3年生は、道徳の授業「じゃましないで」で、本当の親切とは何かということについて考えました。
授業の始めに、担任が絵の具のパレットを持って水道の近くに行き、流し台のところに落としました。
「あなたがここにいたら、どうする?」と問うと、手伝うという意見の他に「自分で片づけたいかもしれないからそのままにしておく」という意見も出ました。
お話の中に出てくる「わたし」は、生まれつき手足がうまく動かず色々な人に支えられて過ごしていました。
ある時、自分でできることを増やしていこうと思い、自分が使ったものを片づけようとしましたが、うまく片づけられず、何度も落とす姿を見た友だちは思わず声をかけて手伝おうとしました。しかし、「わたし」は手伝う友だちをひじでおしてしまいました。
そこで、「わたし」はどんな気持ちで友だちをおしてしまったのかを考えました。
子どもたちからは、「自分でしたいのにじゃまされていやだったからだと思う」という考えや、「自分の力で最後までやりたかったから」という考えが出ました。
最後に、学習を通して学んだことを交流し、誰に対してでも、相手の気持ちを心から考えて接することが大切だということを学びました。
「みんなそれぞれ考えが違うことを学んだ」や「相手の本当の気持ちを知るために言葉に出すことが大切だと思った」、そして「どうすればみんなが楽しく過ごせるかを考えながら生活していきたい」といった今後につながるような意見が活発に交わされていました。
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