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今日の給食(12月17日)

 今日の給食前は、少々ざわつきました。献立の中に、初めて耳にする名称があったからです。

それは、「武光公鍋(たけみつこうなべ)」でした。

 「武光公鍋」は菊池地域の郷土料理で、昔戦いのときに「いくさ鍋」として食べられていたものだそうです。菊池一族の15代当主 菊池武光が鴨を弓で射る競技を好み、その鴨を使って鍋をつくったことが名前の由来となっているとのことでした。

 給食では、鴨の代わりに豚肉を使ってありました。

食事を終えた6年生の給食委員Hさんは、「野菜の持ち味を生かした心も体も温まる鍋料理でした。武光公も『腹が減っては戦はできぬ』という気持ちで食べたのでは・・」と思いを馳せていました。