校長室から

2022年12月の記事一覧

12月5日~12月9日

12月9日(金) 第2学期人権集会

月曜日から2週間を校内人権旬間と位置付け、各学年で人権学習や人権宣言の振り返りを行っています。本日は、全校児童が集まって人権集会を行いました。子どもたちの集会は各教室をリモートでつないで実施してきましたが、子どもたちが一堂に会して行う集会は、2学期初めてでした。
今週の火曜日に、本校の児童全員が「令和4年度熊本県人権子ども集会」をオンライン(オンデマンド)で視聴しました。本年度のテーマである「COLOR~知る努力、知ってもらう勇気、広がる笑顔~」に基づいて、子どもたちに話をしました。その後、各学年の人権宣言に対する振り返りの発表が行われました。どの学年も日常生活をよく振り返っていて、学級全員でよくできたところやもっと努力が必要なところを発表できました。次に縦割り班に分かれて、「さいころトーク」を行い、時間を忘れるぐらい盛り上がりました。子どもたちの笑顔を見ながら、身近な友だちの得意なことや苦手なこと、考え方などに触れ、少しではありますが、「知る努力、知ってもらう勇気」を感じることができたのではないでしょうか。
最後に熊本県人権子ども集会メッセージに戻り、担当職員が「おはよう」の挨拶の大切さについて、子どもたちに伝えてくれました。
子どもたちの笑顔が広がる、温かい人権集会になりました。
  

12月8日(木) きれいな花を咲かせてね!

朝のチョボラ(チョコッとボランティア)の時間を使って、来年の春に咲くチューリップの球根を一人一鉢に植える活動が行われました。5色の花の色から子どもたちが自分たちで2つ球根を選び、自分の鉢に植えます。「私は白と赤を選びました。」「ぼくはピンクと黄色にしました。」などを伝えに来てくれ、オリジナルの鉢づくりを楽しく行っていました。これから花の生長をしっかり観察していくでしょうし、毎日水かけを頑張ってくれるでしょう。春にどんな花を咲かせてくれるか、今から楽しみです。
私が感心したのは、球根を植えた後の子どもたちの姿です。土がコンクリートの部分にたくさんこぼれていたので、子どもたちの活動が終わってから片付けようと思っていました。そこに現れたのが「ホーキーズ」のメンバーです。すぐに竹ぼうきを持ってきて、コンクリートのところを掃除し始めました。日頃から竹ぼうきを使い慣れているので、あっという間にきれいになりました。その姿を見ながら、最近報じられているサッカーワールドカップでの日本サポーターのゴミ拾いを様子を思い出しました。
こういう気持ちや行動こそ、私たちが大切にしなければならないものではないかと、改めて子どもたちから教えられました。
  

12月7日(水) 坂瀬川の伝統「獅子舞」

3・4年生は、総合的な学習の時間で「坂瀬川のいいところを発見しよう!」というテーマで調べ学習を進めています。本日は、坂瀬川の伝統文化でもある「獅子舞」について、保存会の代表の方を学校にお招きし、その歴史や現在の活動等について聞き取り学習を行いました。
坂瀬川の獅子舞は、昭和10年から80年受け継がれてきたこと、後継者不足により平成26年に一度途絶えてしまったこと、復活を望む地域の方の声に応えて3年前に保存会ができたことなど、多くのことを教えていただきました。また、本年度に実際獅子舞を舞われた映像を見せていただき、子どもたちの興味が高まっていることを感じました。坂瀬川神社の祭り(コロナ禍で、3年間は神事のみ実施)で、校区を回られているので、見たことはある子がいましたが、獅子頭を実際に触らせてもらったときは、驚きの歓声が上がりました。「ぼくも獅子舞をしてみたいです。」「わたしも参加したいです。」という感想を述べる子が多く、保存会の方も喜ばれていました。
子どもたちの中に、ふるさと坂瀬川の自慢がまた一つ増えたようでした。
  

12月6日(火) 学校をきれいにしていただきありがとうございました!

毎月、苓北町シルバー人材センターの方々に来ていただき、子どもたちや職員ではできない環境整備をしていただいています。広い耕地の草刈りや樹木の剪定、落ち葉の処理など、本日のように北風の吹く寒い日や夏場の暑い日も、黙々と作業を行われています。また、子どもたちの学習の妨げにならないようにと、作業場所も考えて進めていただいていました。
本年度の作業も本日が最終日となりましたので、子どもたちからお礼の言葉と感謝のプレゼントを渡しました。帰られる際に、「また来年も頑張るからね。」という言葉をいただき、うれしい気持ちになりました。多くの人たちによって自分たちの学校が支えられているのだということを、子どもたちにもしっかりと感じてほしいと思います。
  

12月5日(月) ユニークなクイズ!

児童会の委員会活動で、ぴかぴか元気委員会が「学校で育てている花の名前クイズ」を作り、全校児童がよく通る廊下に掲示してありました。そのクイズの前に子どもたちが集まり、笑いながら考えていました。身近な草花に興味をもち、子どもたちの栽培活動がより進めばと考えています。どんなクイズを考えてくれたのだろうとのぞいてみると、私も思わず笑ってしまいました。花の写真を印刷しあり、その花の名前を3つから選ぶというクイズですが、音の響きが似ているような言葉かもしれませんが、よくこういう言葉を思いついたと、ある意味感心しました。「トレニア」を選ぶ問題で、「Aトレビアン Bトレニア Cトレーニング」と書いてあるものをみたときは、吹き出してしまいました。
みんなを楽しませようと考えてくれた企画でしょう。月曜日の学校の廊下に、子どもたちの笑い声が響いていました。