校長室から

2023年1月の記事一覧

1月23日~1月27日

1月27日(金) 雨にも負けずボランティア

本日は、冷たい雨が降る朝でした。天気がよければ、朝から外に飛び出して、校舎周辺の落ち葉集めや学級園の草取りといったボランティア活動をがんばる坂っ子たちですが、雨が降ってはできません。そのような時は、校舎を回って「あいさつボランティア」に取り組む子が多いようです。校長室や職員室にも、「○年生です。おはようございます。」と元気な姿を見せてくれます。
今日は職員玄関前がにぎやかだと思って見てみると、2年生の子どもたちが、ガムテープを使って玄関マットをきれいにしてくれていました。砂ぼこりがテープにくっつくのが楽しかったのか、夢中で作業していました。
3年前から子どもたちに意識付けを図ってきた朝のボランティア活動は、本校のよき伝統となり、大切に引き継がれてきています。自分たちの学校を、自分たちの手で美しく守り続ける子どもたちであってほしいと思います。

1月26日(木) 納豆はどんなふうに食べる?

本日の給食には、納豆がありました。いつものように子どもたちが給食を食べている様子を見て回ると、納豆を一生懸命かき混ぜている場面に出会いました。よく観察すると、納豆をご飯の上にのせて一緒に食べる子もいれば、納豆だけを美味しそうに頬張っている子もいました。以前から何となく気になっていたので、「納豆はご飯に混ぜて食べる派ですか、それとも納豆だけを食べる派ですか?」と、各学級で尋ねてみました。結果は、半々でした。ご飯に混ぜずに食べるという子に理由を聞くと、「ご飯がネバネバするのが嫌だから」や「ご飯は、ご飯だけで食べたい」など、なるほどと思う答えが返ってきました。ご飯に混ぜて食べる子に理由を聞くと、「ご飯がもっと美味しくなるから」と答えてくれました。食べ方はいろいろでも、みんな納豆を美味しく食べていることが分かり、うれしくなりました。
今週は、給食記念週間です。献立を見ると、給食の歴史を子どもたちに知ってもらうために、苓北町で収穫されたものや昔ながらの献立を参考としながらメニューを考えられています。本当に有り難いことです。子どもたちにいつも話していることですが、感謝の気持ちを大切にしながら食べてほしいと思います。

1月25日(水) 冬の遊びをしよう

昨晩から降った雪が残る、大変寒い一日でした。しかし、子どもたちは、朝からわずかな雪を集めたり、水たまりの氷を探して回ったりと、冬を楽しんでいるようでした。
1年生の生活科で冬の遊びを楽しむ学習活動がありますが、子どもたちが手作りの凧をあげていたので、私も加えてもらいました。ほどよい風が吹いていましたので、意外に高く上がる凧もありました。中には糸が絡まってしまい、それをほどくことに時間がかかる子もいました。「校長先生、糸を巻いてください。」とSOSを出してくる子もいて、いろいろな手伝いをすることになりましたが、楽しい時間でした。
  

1月24日(火) はたらくことのよさ

本日、2年生の道徳科の授業を見せてもらいました。「はらたくことのよさ」という主題のもと、教材を通して、みんなのために働こうとする実践意欲と態度を養うことをねらいとして授業が行われました。教材は、 「平成28年熊本地震関連教材『つなぐ ~熊本の明日へ~』」の「しょう来のゆめ」を使い、お父さんや警察官の働く姿を見た主人公の気持ちを考える学習活動が行われました。2年生の子どもたちは、主人公が手伝いや学校の仕事をがんばっている時の気持ちを考えながら、働くことが自分の回りの人たちの役に立っていることや、笑顔につながっていることに気付いていったようでした。また、これからお手伝いやボランティアをもっとがんばりたいという思いを膨らませていたようでした。
授業を見ている私も、子どもたちの純粋な思いに触れ、この子どもたちのためにがんばって働こうという思いが高まりました。
  

1月23日(月) 待っていてくれて「ありがとう」

いつも給食の時間は、各学級を回って子どもたちの様子を見ています。子どもたちが美味しそうに(時には苦手な食べ物もあるようですが・・・・)給食を食べている様子を見ると、私も幸せな気持ちになります。
本日は、早朝から出張しており、学校に戻った時は、給食の終わりの方でした。私も急いで給食を食べましたが、いつものように給食の時間に校内を回ることができませんでした。昼休みに私の姿を見かけた低学年の子どもたちが、「校長先生、どうして今日は、給食の時に来なかったんですか。」と聞いてきたので、「ごめん、ごめん。」と謝りました。子どもたちが待ってくれていることは、本当に幸せであり、有り難いことだと感じた瞬間でした。