校長室から

校長室から

10月5日~10月9日(10月 第2週)

10月9日(金) 春が待ち遠しい

以前、種から花を育てる本校の取り組みを紹介しましたが、本葉2~4枚になったので、それぞれの苗をポットにうつしかえる作業を行っています。環境委員会、そして各学級でも取り組んでいますが、現在のところ約1000ポットほどできています。これから子どもたちで大切に世話をしながら、立派な苗へと育てていきます。パンジーやキンギョソウ、ペチュニアなど種類も豊富で、これらが花を咲かせる春が、今から待ち遠しいです。
 

 

10月8日(木) 物を大切にする心

夕方のことです。4年生の男の子が校長室で仕事をしている私を見つけて、近付いてきました。「どうしたのかな?」と尋ねると、「落とし物がありました。」と答えながら一本の鉛筆を差し出しました。
鉛筆一本と思われるかもしれませんが、その一本を大切に思い、そして届けてくれたその男の子の気持ちがうれしくなりました。改めて、物を大切にするやさしい心を教えられたました。

 

10月6日(火) このにおいは?

いつものように朝から玄関前の落ち葉を片付けていると、風に乗って香ばしいにおいがしてきました。近くにいた5・6年の子供たちに「何かにおうよね。」と声をかけると、みんな一同に静かになり、においをかぎ分けています。5年生の男の子が、「校長先生、ニンニクです。ニンニクのにおいです。」と声を上げました。近くにいた6年生の女の子たちも「ニンニクだ!」と話しています。確かに、ニンニクを焼くにおいのようです。
この後、私と5年生の男の子は、しばらく黙ってこのにおいを嗅ぎながら、同じことを連想していたようです。それは・・・「どんな料理を作られているのだろう。おいしそうなにおいだなあ。」でした。

 

10月5日(月) 季節外れの・・・

朝からいつものように正門で子供たちを迎えた後、竹ぼうきで掃除をしていると、見慣れた花びらを見つけました。何の花びらだろうと確かめると、どう見ても桜の花びらです。もしかして・・・と思い目線を上に上げると、桜の花が咲いているではありませんか。話を聞くと、天草ではよく見かけるとのことでしたが、大変驚きました。
それだけではありません。近くを見ると、つつじの花もいくつか咲いていました。
このところの気候の変化で、つい勘違いして咲いてしまったのかもしれません。そんな気の早い花を見つめながら、ほっこりとした気持ちになりました。