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「もしも」に備える ~5・6年生 合同着衣泳授業~

日差しが強くなり、いよいよ本格的な夏が近づいてきました。子どもたちが楽しみにしているプールの授業も今週で終わりになります。また、夏は水の事故への警戒も必要な季節です。

本日、本校では5・6年生合同で「着衣泳」の授業を実施しました。 南北小合同の授業で、今回は相良北小の大園先生が指導をし、万が一川や海で服を着たまま流されてしまった時の対処法を、実践を通して学ぶ機会となりました。

授業はまず、いつもの水着ではなく、水着の上に体操服などを着てプールに入ることから始まりました。最初は、着衣のままクロールや平泳ぎで泳いでみました。 子どもたちからはすぐに、「すごく泳ぎにくい!」「服が重くて全然進まない」といった感想が。 さらに、一度プールから上がってみると、「体がすごく重い!」と、水の外でも着衣が動きを妨げることを体感しました。大園先生からは、「もしもの時は、必死に泳ごうとするよりも、まずは『浮くこと』を優先し、救助が来るまで体力を消耗しないことが何より大事」だと説明がありました。

そこで、次は「浮く」練習です。 肺に空気をたくさん溜めて顔を上げ、全身の力を抜いて、仰向けで「大の字」になって浮く体験をしました。実際にやってみると、着衣の重さや不安感から、力を抜いて浮き続けることの難しさを痛感したようです。その後、体力を消耗しにくい泳ぎ方や、身の回りにあるペットボトルを使って体を浮かせる方法も学びました。

そして最後に、陸地から溺れている人を助けるための救助法を学びました。 ペットボトルに少し水を入れて重さを出し、ひもに結びつけます。それを溺れている人に向かって(溺れている人より少し遠くに)投げ入れ、ひもをつかんでもらって引っ張る方法です。

これから夏休みを迎え、水の事故のリスクが高まります。 今日体験した「着衣の重さ」や「浮くことの難しさ」、そして「ペットボトルを使った救助法」が、もしもの時に子どもたちの命を守る一助となることを強く願っています。 ご家庭でも、ぜひ今日の授業について話題にし、水の安全について話し合ってみてください。(R8.7.13 矢野)