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一生自分の歯で食べるために ~ブラッシング指導~

本校では、児童の健康課題の一つとして、歯の健康づくりに重点的に取り組んでいます。熊本県の「歯科保健状況調査」の結果からも明らかですが、令和6年度のデータにおいて、本村(相良村)は「むし歯がある児童の割合」および「むし歯の本数」が、県内全市町村の中で下位に位置しています。これは、本校にとっても、地域にとっても喫緊の課題です。子どもたちが一生、自分の歯で美味しく食事ができるようにするため、今年度も全学級で「ブラッシング指導」を実施しました。

歯科衛生士・柳本先生による専門的な指導

昨年度に引き続き、歯科衛生士の柳本喜恵子先生にご指導いただきました。子どもたちの歯が現在、乳歯から永久歯へと生え替わる大切な時期であること、そして、この時期にいかにむし歯を予防することが将来の歯の健康に直結するか、分かりやすく説明がありました。

鏡を見て、磨き残しをチェック!

説明の後は、実際に歯垢の染め出しを行いました。自分の歯が真っ赤に染まった鏡を見て、児童からは「えっ!こんなに磨けていないの?」と驚きの声が上がりました。その後、一人一人が鏡を真剣に見つめながら、柳本先生に教わった正しいブラッシング方法で、赤くなった磨き残しの箇所を丁寧に落としていきました。柳本先生からは、特に歯と歯の間はむし歯になりやすいこと、そして、歯ブラシだけでなく「歯間ブラシ(糸ようじ)」を毎回使うことで歯垢をより効果的に除去でき、むし歯になりにくくなることも、模型やスライドを使って分かりやすく教えていただきました。

保健委員会も活躍!

また、保健委員会の5・6年生児童も積極的に活動しています。1年生の教室を訪問し、自分たちで作った資料や巨大な歯の模型を使って、1年生にも分かりやすい言葉で歯みがきの大切さを説明しました。上級生の熱心な指導に、1年生も真剣な眼差しで聞き入っていました。学校全体で歯の健康を守ろうという意識が高まっています。

保護者の皆様へのお願い

学校での指導だけでは、むし歯を完全に防ぐことはできません。ご家庭での毎日の歯みがき習慣、そして、定期的な歯科検診が非常に重要です。特に、今回の指導でむし歯が見つかった児童や、学校の歯科検診で受診を勧められた児童につきましては、放置せず、一日も早い歯科医院への受診をお願いいたします。早期発見・早期治療が、歯を守る一番の近道です。「8020(ハチマルニイマル)運動」が提唱するように、80歳になっても20本以上の自分の歯を残し、生涯を通じて自分の歯で食事を楽しむことは、健康で豊かな生活を送るための基盤です。今後とも、ご家庭での温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。(R8.7.10 矢野)