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健康教育講演会「いのちをありがとう」

11月19日(火)に4,5,6年生を対象に健康教育講演会を行いました。

 「いのちをありがとう」と題してNPOいのちをつなぐ会 事務局長の髙濵伸一さん、代読をしてくださる森元秀治さんをお招きしての講演でした。

 髙濵さんが小学校の教頭先生をしていた時に、事故で息子さんを突然なくされました。息子さんは大学入学のために大変な努力をし、息子さんから「夢を追い続けることの大切さ」を学んだ矢先の出来事でした。また、ご自身もがんにかかり、2度の手術を経験されています。そんな中で「どうして自分は生きているんだろう・・・。」と思ったこともあるそうです。

 子どもたちには「決して無駄な命なんかない。いつか自分を必要としてくれる人がいる。」「夢をあきらめることはあっても、夢を捨てないでほしい」と語ってくださいました。 

 最後に森元さんのギター伴奏で、みんなで「パプリカ」を歌いました。森元さんも「何か目標をもって頑張ろう。子どもたちが好きな曲を弾けるようになろう。」と練習されたそうです。その歌声を聞いて「自分たちが元気をもらった。ありがとう。」とおっしゃってくださいました。

 お礼の言葉では6年生が「自分も他の人の役に立つような、助けられるようなことをがんばりたい。」と発表しました。

 講演後のお話では、お二人とも「相良南小に来て、話をすることができてよかった。こんな自分でも、まだ役割が残されているんだと思えた。」とお話ししてくださいました。

 子どもたちの感想文の中にも、「息子さんがなくなってとてもつらいのに、話してくださってありがとうございました。」「夢を捨てないで頑張りたい。」「誰かを助ける人になりたい。」「つらいことも乗り越えていきたい」「いのちが一番大切だと分かった。」などがありました。子どもたちの心に深く残ったのではないかと思います。

 祖父母参観日でもありましたので、たくさんの方に聞いていただくことができてよかったと思っています。参加してくださった方々、ありがとうございました。

講演会の様子

 一緒に歌う児童