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GIGAスクール2

タイピング検定のまとめ

 本校では10月より子供たちのタイピングの力を伸ばしていくため、独自の「西部小版タイピング検定」を行ってきました。毎月1回朝自習の時間を使って、3分間の試験を行い、その結果に応じて「級」を一人一人に認定するというものです。今回は第1回の10月と今月3月の結果を比較して、子供たちのタイピングの様子をお知らせします。下のグラフは10月と3月の結果を級別に人数をまとめたものです。

 

 

 

 

 10月は当然のことながら3年生が初めてローマ字を習ってあまり期間のない状態での取組開始だったので、ほとんど打つことができず13・14級の人数がかなり多いところからのスタートでしたし、全体的に見ても5級以下の子どもたちが全体の82%を占める状態でした。今年度の大きな目標として掲げたのは、「6年生全員が3月までに5級に行けるように!」。それを目指して、他の学年でも少しでもその級にいくようにみんなで取り組んできました。

 結果およそ半年の取組で、すべての子供たちが成長を見せ、下のグラフのような結果になりました。3月の結果では、10月とは逆に約90%の子どもたちが7級以上に達する結果になりました。また私たち大人でも無理なぐらいの「マスター」「プロ」「リーダー」の上位級に到達した児童も10名以上いて、かなり大きな進歩となりました。最近では「タイピングをする」ことが日常化し、子供たちも楽しんで時間を見つけて練習してくれています。どの程度定着するか定かでないところからスタートの取組でしたが、互いに意識して取り組むことができる身近な検定として、一定の効果をあげることができました。来年度は今年の取組を受けて更に工夫し、検定を継続していけたらと思っています。

 最後に6年生に認定証を渡した時の写真を載せておきます。

一人一人認定証を受け取りました!6年生も半年間

しっかり練習して取り組んでくれました。

最上級の3つに到達したみなさんには称える

バッジもプレゼント!

「正多角形をかく」をプログラムすると・・・

 5年生の算数の最後の単元でプログラミングを行いました。内容は正多角形をかくプログラミング。小学校のプログラミング学習の代表的な例として挙げられている内容でもあります。最初、正方形のをかくプログラムをみんなでやったあと、正三角形をかくプログラムをかくにはどうなるかを考えました。

最初はブロックで作ったコマを手で動かしながら、「図形をかく」動きを分解しつつ、それをどう並べるといいか考えました。正三角形では「何度回るか」で意見が対立。それぞれの考えを前で回る動きを実際にしてみせる発表がいくつも続き、自分たちで正しいプログラムをつくる目標に向かってがんばることができました。

 作ったプログラムには共通点があり、結局同じ形のプログラムができあがることが分かりました。そのプログラムで星形の図形もかけることを知らせると、子供たちは休み時間までそれを解決しようとがんばってくれました。プログラミングで大切な、動きを「分解」し、それを順序よく「組み立て」ていく活動がしっかりできました。

トヨタ未来モビリティプログラミング教室

 2月17日は6年生も私たちも楽しみにしていた「トヨタ未来モビリティプログラミング教室」が本校体育館で行われました。車社会である現代の問題点について考えながら、それを解決する手段である「モビリティ」について学びました。モビリティとは「今ある車」に代わる新しい移動手段のことで、その存在を学んだあとで、これからの社会問題を具体化した課題を題材に、自動運転等に使われる「プログラミング」について学んでいきました。

まずは今の車社会の問題点について考えました。

その解決方法を小さなロボットを動かして学びます

命令をどの順番で並べると思った通りに動くか考えます

自分のプログラムがちゃんと動くかロボットで試します

みんな真剣に楽しく考えることができました。

むずかしい課題は一緒に考える姿が見られました

こちらも話し合って、解決しています。プログラミングではトライ&エラーを大事に考えます。

2時間の教室でしたが有意義な時間がすごせました。スタッフの皆さんありがとうございました

プログラミング教室の様子のビデオはこちら(約1分)※新規ウインドウで開きます。

子供たちの感想です。

〇私は、プログラミングがむずかしいと思っていたけれど、教えて頂いて意外に簡単にできました。とても楽しくてプログラミングが好きになりました。

〇イーパレットという未来の車に乗ってみたいなと思いました。また環境問題についても考えてみたいと思いました。

〇スタッフの方が優しく教えて下さって、また友だちと協力して解決できたのでよかったし、面白かったです。

〇イーパレットの取組は最初想像できなかったけれで、すごい取組だと思いました。よりよい未来の社会をつくっていくことについて考えられて、よかったです。

 子供たちにとって充実した2時間となりました。参加した私たち教師も一緒に考え、ついつい夢中になるほどとても素晴らしい教室に参加することができました。関係のスタッフの皆様ありがとうございました。

西部小タイピング検定2月も実施!

 2学期から始めた「西部小版タイピング検定」も5回目を迎えました。本日の朝自習で実施しました。

 写真はタイピングを始めてまだ1年にならない3年生。最初のころは3分間で、数文字打てるぐらいだった子供たちでしたが、もう100文字以上打てる子もでてきて、ぐーんとみんな上達しました。今日の検定でも最高記録が出せて、大喜びしている子供たちもいました。全校的に検定を始めて、なんとか子供たちの目標となる取組になってきました。毎日自分でする時間をきめて進んでがんばっている子もいます。タッチタイピングの達人もあちこちで生まれてきています!

 今月、自分の最高記録(級)が取れた人には、また認定証と上級シールを配ります。楽しみに待っていてね!

デジタルノート使いもパパパっと!

4年生の算数では、「はこの形(立方体と直方体)」の学習に入っています。今日はその2時間目、自分たちで実際に作った「はこ」の面を比べながら、仲間分けをしました。

 そんな仲間分けもタブレットでばっちり行います。みつけた新しい箱の形をパッシャッとタブレットで撮影、それをデジタルノート上で動かしながら整理していきます。自分のつくった箱も友だちのつくった箱も、タブレットの上で一緒に整理していけるのは、なかなかでした。いろいろ探して回って、みんなでたくさん作った箱は、結局4種類に分かれてしまうことを発見!そしてさらに面の形から、立方体と直方体に分かれることを学習しました。

 こういう整理もパパパッとやってしまう4年生でした。