【学校行事】第2学期 終業式
今日は、第2学期の終業式です。
12月下旬にも関わらず気温が高く、感染症の流行等も見られないため、予定通り朝から体育館で行いました。
式の前に、表彰(西日本読書感想画コンクール、歯のポスターコンクール等)を行いました。
式では、校長講話、学級代表作文発表を行い、生徒指導や保健指導の後、3学期から出産に伴う休暇に入られる藤田先生からお話をいただきました。
子どもたち一人ひとりが2学期の自分の成長をふりかえるとともに、明日から始まる冬休みを楽しみにしている様子が印象的でした。
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<校長講話>
みなさん、おはようございます。長かった2学期も、今日で終業式を迎えました。全校児童107人、一人一人の顔を思い浮かべながら、この2学期を振り返っています。
2学期は、学校生活の中で、特にたくさんの学びがあった学期でした。学習や行事、地域の方々との活動を通して、皆さんが大きく成長した姿を見ることができました。
本校の学校教育目標は、「人にやさしく、しっかり学ぶ!夢を育むチーム東」です。この言葉が、2学期の学校生活の中で、しっかりと形になってきたと感じています。
まず、「人にやさしく」という点です。2学期は、人権について考える学習を、どの学年でも大切にしてきました。相手の気持ちを想像すること、違いを認め合うこと、困っている人に声をかけること。特別なことではなく、毎日の生活の中で、自然にできる姿が増えてきました。教室や廊下で交わされる、やさしい言葉や行動を、校長先生はたくさん見ています。
次に、「しっかり学ぶ」です。今月は学力テストがありましたね。学力充実タイムや教科の学習に日々しっかり取り組んできました。それ以外にも、地域を学ぶ学習や、いきいき感謝祭に向けた起業体験活動など、教科書だけでは学べないことに、皆さんは挑戦しています。地域の方に話を聞いたり、自分たちで考えたり、仲間と意見を出し合ったりする中で、「学ぶっておもしろい」と感じた人も多いのではないでしょうか。これは、これからのみなさんの学びの土台になります。
そして、「夢を育むチーム東」です。竜北東小学校は、子どもたち、先生たち、保護者の皆さん、地域の皆さん、この学校に関わるすべてのみんなで一つのチームです。学年をこえて助け合う姿、友だちのがんばりを応援する姿は、この学校の大きな強みです。CSの日の「オータム交流会」や日々の「キャリアパスポート」を通して、「将来、こんなことをしてみたいな」「こんな大人になりたいな」と考え始めた人もいるでしょう。その思いを、どうか大切にしてください。
さて、明日から冬休みです。冬休みは、心と体を休める時間であると同時に、家族や地域の一員として過ごす時間でもあります。あいさつをすること、手伝いをすること、感謝の気持ちを伝えること。小さな行動が、皆さんをさらに成長させてくれます。
そして3学期は、今の学年のまとめの学期です。2学期で身につけた「やさしさ」「学ぶ力」「仲間と力を合わせる心」を、さらに伸ばしていきましょう。
それでは、3学期の始業式で、元気に成長した皆さんと会えることを楽しみにしています。よい冬休みを過ごしてくださいね。