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【学校行事】防災訓練(火災避難訓練)

本日、2時間目に避難訓練を行いました。事務室から火災が起こった想定で行いました。

八代広域行政組合氷川分署より4名の隊員の方にお越しいただき、火災発生時の通報や避難誘導の対応、児童の避難の様子を見ていただきご指導いただきました。また、消火器の取り扱いの説明や演習を行っていただきました。

以下、校長の話(講評)を掲載します。

 今日の避難訓練の目的は、火災が発生したとき、安全に、早く避難する方法を覚えることです。

 校長先生は、皆さんの避難の様子を見ていました。どの学級も担任の先生の指示に従って黙って慌てずに、とても上手に避難することができました。

 今から言う次の3点について、各学級で、この後しっかり振り返りをしてください。

①  火災発生の放送があったとき、静かに放送を聞くことができましたか。

②  火災の放送の後、教室の窓をしめて、ハンカチで口と鼻を押さえて避難できましたか。

③  教室から運動場に並ぶまで、「お」さない、「は」しらない、「し」ゃべらない、「も」どらないという、「お、は、し、も」の約束が守れましたか。

 この3点について、なぜ守らなくてはいけないか、各学級でしっかり確認してください。

 最後に 訓練で大切なことをお話しします。それは、自分の命を守るためには、訓練の時だけではなくて、日頃から練習しておかなければならないということです。

 「授業中に、先生や友達の話を静かに聞くこと」、「廊下は静かに右側を歩くこと」、「全体で集まる時は口を閉じること」。これらはすべて、命を守るための訓練になります。訓練は、自分の命を守るためにするものでもあり、大切な周りの人みんなの命を守るためのものでもあります。

 避難する時、もし、自分がおしゃべりをしたら、先生の指示を、自分だけでなく、周りの人も聞き漏らしてしまいます。もし、自分が走ってしまったら、自分が転ぶだけでなく、周りの人にぶつかって、周りの人が逃げ遅れてしまいます。

 担任の先生がいなくても自分の力で安全に避難して、『自分の命は自分でしっかりと守る』ことができる【本物の力】を身に付けることがとても大事なことです。これからも、先生や友達と一緒に、毎日しっかりと繰り返し練習していきましょう。