【学校行事】2学期始業式 ~新しい学期のスタートです~
<校長先生のお話>
今日から2学期が始まります。こうして体育館に集まって、みなさんの元気な顔を見られること、とても嬉しく思います。 夏休みの間、みなさんはどんな時間を過ごしましたか? 楽しかったこと、がんばったこと、ちょっとつらかったこともあったかもしれませんね。今、少し思い出してみてください。
今年の夏は、熊本県で大きな水害がありました。 この学校の周りでも、川があふれたり、道路が水につかったりして、不安な思いをした人もいたかもしれません。 自然の力の大きさに驚いた人もいたでしょう。 みなさんは、どんな気持ちになりましたか?
そんな中で、校長先生は改めて「命の大切さ」について考えました。命って、目には見えません。でも、みなさん一人ひとりが持っている、かけがえのないものです。 どんなときも、命があること。それだけで、すばらしいことなんです。
この夏、なんとなく元気が出なかったり、いつもと違う気持ちを抱えながら過ごした人もいるかもしれません。言葉にしづらい思いや、胸の奥がぎゅっとなるような気持ちを感じた人もいるでしょう。そんなとき、みなさんならどうしますか? 誰かに話す?静かに過ごす?いろいろあると思いますが、それぞれの方法で、心を守ることができますね。
では、まわりの人がそんな様子や気持ちのとき、みなさんはどうしますか? 「大丈夫?」と声をかけるだけでも、その人の心は少し軽くなるかもしれません。 やさしさは、誰かの命を守る力になります。
それと、みなさんに、もうひとつ伝えたいことがあります。
それは、「今を大切に生きる」ということです。みなさんは、昨日のことを覚えていますか? どんなことがうれしかったですか?どんなことにありがとうって思いましたか? 今日という日も、きっとそんな「うれしい」や「ありがとう」が見つかるはずです。
2学期は、修学旅行、集団宿泊、オータム交竜会、梨マラソン応援など、楽しい行事もたくさんあります。 みんなで協力して、思い出に残る時間を過ごしましょう。 失敗してもいいんです。うまくいかなくても、そこから学べば、それが成長につながります。
そして、困っている人がいたら、やさしく声をかけてください。 みなさんのまわりには、どんなときに助けが必要な人がいると思いますか? 自分だけでなく、まわりの人のことも考えられる人になってほしいと思います。
命を大切にするということは、自分を大切にすること。 そして、まわりの人を思いやることです。
それでは、「人にやさしく しっかり学ぶ!夢を育『チーム東』」を合言葉に、2学期も元気に、笑顔でがんばりましょう。