4年 特別な教科 道徳 研究授業

 12月21日は、4年生の研究授業「花さき山」(感動する心)がありました。

     教材の「花さき山」           美しい花の掲示

 主人公の「あや」が、山に山菜採りに出かけて出会った山んばに、「良いことをすると、「花さき山」に美しい花が一つ咲く」ことを教えられます。良いこととは、祭りのべべを買って欲しい「あや」ですが、「おらはいらねえから、いもうとにかってやってくれ。」と母に告げたこと。山んばは、「(おめえは)家がびんぼうだから、2人に祭り着を買ってやれねえことを知ってたから、辛抱した。おっかあはどんなに助かったか、いもうとはどんなに喜んだか…。」と「あや」に告げます。

 辛抱して、辛くても、妹のために、母のために、家のことを考えた「あや」の美しい心が、祭り着よりも美しい花を咲かせたのです。

 授業では、「美しい〇〇〇について考えよう。」という目当てで、「美しい花が咲いたわけ」を思い思いに語り合っていきました。

 授業後半には、「「美しい心」は身の回り、教室にはあるかな?」と教師が語りかけ、数ヶ月前から取り組んできた、「心の光」と結びつけて考えていました。

 「美しい心 感動する心」。自分を我慢してやることは難しいが、その先には「感動」の花々が広がっている…。子どもたちには、花さき山一面の美しい花の意味が、確かに伝わったようでした。