学校だより・お知らせ

2026年6月の記事一覧

子供たちの安全を守るために~警察からのお知らせ~

 楽しい冬休みを前に、熊本県警察が出している「県学警連盟だより」および啓発資料「スマホに弱い大人の教科書」を元に、保護者の皆様に知っておいていただきたい最新の安全情報と対策をまとめました。

県学警連だより(自画撮り被害防止)

県学警連だより(薬物乱用防止)

スマホに弱い大人の教科書~捜査現場と学校現場から見たホンネ~

 1. ネット社会に生きる子供たち
 今の子供たちは生まれた時からスマホがある環境で育っており、大人との感覚に大きなズレがあります。 被害に遭った子供の多くは「自分は被害に遭わない」と信じていました。また、SNSへの投稿を「友達と話すこと」と同じ感覚で行い、ネットと現実の区別がついていない現状があります。
 SNSを介した性被害は、子供が部屋から一歩も出ず、家族が気づかない場所で起きるのが特徴です。被害に遭っても「相手は彼氏だから」と加害者をかばったり、自分を責めて大人に相談しなかったりするため、非常に発覚しにくいという怖さがあります。

2. 「自画撮り被害」とSNSのルール「会わない・載せない・送らない」
 SNSやゲームでだまされたり脅されたりして、裸の画像を送らされる被害が後を絶ちません。一度流出した画像は、ネット上で拡散し、二度と完全に消すことはできません。3つの約束「知らない人と会わない」「個人情報を載せない」「恥ずかしい写真を送らない」を徹底してください。本名の「リアアカ」とは別に、家族に内緒で「ウラアカ」を作り、そこから被害に遭うケースが多く見られます。

3. 薬物乱用の急増:大麻と「オーバードーズ」
 県内では20歳未満の薬物乱用による検挙数が過去10年で最多となっており、危機的な状況です。きっかけと動機としては、「誘われて」が6割を超え、動機の約4割は「好奇心」です。市販薬の乱用として、ドラッグストア等で買える薬を過量服用する「オーバードーズ」が増えています。薬は必ず用法・用量を守るよう指導してください。

4. 保護者が今日からできる3つのステップ
 「自分はスマホに詳しくないから」と放置することが、最も子供を危険にさらします。フィルタリングを「有効」にすることが効果的です。 被害児童の約9割がフィルタリング未設定でした。設定していても、親の誕生日などの推測されやすいパスワードで子供が解除してしまうケースもあります。子供が使っているアプリやゲームを一緒に体験してみることも予防に繋がります。何が面白く、どこが危ないのかを共有することで、新たなコミュニケーションが生まれます。また、「スマホの所有者は親」という原則が重要です。通信料を支払っているのは親であり、「安全のために親がチェックするのは当たり前」というルールを、スマホを買い与える(持たせる)際の条件として理解させることが重要です。スマホを子供に持たせることは、「ブレーキのかけ方を教えずに、交通量の激しい道路へ自転車で送り出すこと」と同じです。お子様がネットという大きな道路を安全に走れるよう、保護者の皆様が「フィルタリング」というブレーキをしっかりとかけ、横に並んで走りながら安全なルールを伝えてあげてください。

 お子様の様子で気になることがあれば、警察の相談窓口「肥後っ子テレホン(0120-02-4976)」も活用してください。

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