武小日記

学校生活の様子

学校生活の様子(3月第4週)

3月22日(金) 令和5年度修了式

本日、令和5年度修了式を行いました。体育館に入ると、昨日卒業した6年生の姿がなくて、少し寂しい気持ちになりました。しかし、1年生から5年生の子どもたちは、明日からの春休みと次の学年への期待に満ちた表情がありました。校長講話の中で、後期始業式に子どもたちにお願いした「3つの約束」について、自己評価をしてもらいました。どの内容も8割ぐらいの子どもたちが手を挙げてくれました。また、本年度の振り返りと次の学年への期待も話しました。代表の子どもが、後期の反省を発表してくれましたが、ハキハキとした声で堂々と発表する様子を見て、次年度の子どもたちの活躍と成長が楽しみになりました。
本年度も本校の教育活動に対しまして、ご理解並びにご協力いただき、ありがとうございました。令和6年度もよろしくお願いいたします。
  

3月19日(火) 卒業式の準備を終えて・・・

3月21日(木)の令和5年度卒業証書授与式に向けて、最終準備を行いました。卒業生のために飾られている掲示物を見ると、やはり寂しい気持ちがこみ上げてきます。本日、6年生だけの修了式を行いました。その際に、卒業式の式辞では語れない6年生との思い出について話しました。私の話を聞いている6年生の子どもたちも、当時のことを思い返して、うなずきながら聞いてくれました。午後から、5年生が卒業式の準備に汗を流してくれました。それぞれの持ち場で、責任をもって行動する姿を見て、4月から学校のリーダーになるという自覚が感じられ、頼もしく思いました。時間いっぱい頑張ってくれた5年生のみなさん、本当にありがとうございました。
みんなで思い出に残る卒業式をつくるために、残りの時間は、それぞれが心の準備をしていくことでしょう。

3月18日(月) お米パーティー

5年生は、総合的な学習の時間にお米について調べ、自分たちで育てて収穫したことを、以前このブログでも紹介しました。学習の最後に、収穫したお米を炊いて、おにぎりにして食べる「お米パーティー」が行われました。5年生が校長室や職員室に来て、先生方におにぎりをプレゼントしてくれました。校長室にも5年生の数名が訪れ、ハート型ににぎったおにぎりを見せ、「みんなで心を込めてにぎりました。ぜひ食べてください。」と、プレゼントしてくれました。よく見ると、頑張ってハード型に仕上げたことが伝わるおにぎりでした。みんなが気持ちを込めてくれたおかげで、おにぎりは少々小さくなっていましたが、美味しくいただきました。おにぎりのお礼を伝えに行くと、みんなの生き生きした表情を見ることができて、私も幸せな気持ちになりました。5年生のみなさん、本当にありがとうございました。

学校生活の様子(3月第3週)

3月15日(金) 春の温かさを感じて

日に日に春めいてきたことを感じます。朝はまだ寒さを感じますが、昼休みに運動場で遊んでいる子どもたちを見ると、セーターを脱ぎ、汗をかきながら走り回っている様子が見られます。先週、本校自慢の桜の木を見に行くと、まったく変化がなかったのですが、本日見てみると、一気につぼみが大きくなっているのに驚きました。6年生が卒業式を迎える頃には、桜の花がちらほら咲き出すのではないかと思います。また、校内を回っていると、冬の間に植えられたパンジーやビオラといった花が、勢いを増して咲いてきていることも分かります。春の温かさを感じて、子どもたちも草花も、さらに活気づいてきました。
   

3月14日(木) 教室も修了式の準備・・・・

子どもたちの授業の様子を見て回っていると、これまで教室を明るく飾っていた掲示物が少しずつなくなってきていることに気付きます。修了式まで4日ほどとなり、子どもたちが一度に持って帰らなくてよいように、少しずつ掲示してあった学習の記録を外して、返却されているようです。今まで埋まっていた掲示板から作品がなくなると、卒業式や修了式が間近に迫っていることを感じ、少し寂しい気持ちになってきます。また、新しい年度の準備が始まったことも感じ、身の引き締まる思いもあります。
4月からは、まっさらになった掲示板も、新しい学年の子どもたちの学習の記録で埋められていくことでしょう。その日を楽しみにしたいと思います。

3月13日(水) 卒業式全体練習が始まりました

これまで6年生は、学年で卒業式に向けた練習を行ってきましたが、本日から5年生も参加し、全体の流れを考えた練習が始まりました。全体練習は、今日から5回ほど計画されています。6年生には、一生に一回しかない小学校の卒業式を、全員が力を合わせて思い出に残るものにしてほしいという思いを伝えました。卒業式に参加する5年生には、6年生が一生懸命頑張る姿をしっかり見て、4月からの意欲につなげてほしいという希望を話しました。
体育館にいるものすべてが、卒業式を成功させようという雰囲気を作り出していました。6年生にとっては、一人ひとりが主役になる舞台です。自分たちのための卒業式を、自分たちの力で最高のものに作り上げてくれることを心から願っています。

3月11日(月) 6年生の皆さん、ありがとう!!

卒業式まで、本日を含めると8日になりました。今日は、日頃からお世話になった6年生に感謝の気持ちを伝える「お別れ会」が行われました。5年生の実行委員の子どもたちが中心となり、準備を進めてきてくれました。体育館に入場する6年生の表情を見ていましたが、少し照れくさそうではありましたが、笑顔で入場してくれました。各学年から感謝の気持ちを込めた発表がありましたが、ダンスやクイズを交えた工夫があり、みんなで楽しい時間を過ごすことが出来ました。6年生からは、お礼の気持ちを合奏「シング・シング・シング」に乗せて届けてくれました。6年生の素晴らしい合奏を聞き、さらに6年生に対する憧れが強くなったようでした。6年生の皆さん、1年間学校のリーダーとして頑張ってくれて、本当にありがとうございました。
  

学校生活の様子(3月第2週)

3月8日(金) 優しい子どもたちです

朝からいつもの場所で、いつものように子どもたちを待っていると、一人の子が私の所に近付いてきて、「1年生の女の子が登校する途中でこけて、泣いていて動かなくなっています。校長先生、来てくれますか?」と話してくれました。「分かった。今から見に行くね。」と返して向かおうとすると、たくさんの子どもたちに囲まれながら歩いてくる1年生の姿が見えました。その様子を見ていると、高学年の子どもたちが泣いている1年生をなだめながら、またそれぞれ励ましながら、一緒に歩いてきてくれていました。「ケガをしていないですか?」と聞くと、うなずいて答えてくれたので、安心しました。その後も、その1年生の子は高学年の子どもたちに励まされながら学校に向かって歩いて行きました。
私に1年生のこのことを教えてくれた子も、励ましながら一緒に歩いてきてくれた子たちも、思いやりのある優しい子どもたちだと思いました。このように優しい心を持った子どもたちが本校にたくさんいてくれることが、私の自慢です。

3月7日(木) 本年度最後の授業参観でした

本日、本年度最後の授業参観を計画しましたが、たくさんの保護者の方に子どもたちの学習の様子や成果を見ていただき、ありがとうございました。それぞれの学年で工夫を凝らした授業が考えられていましたが、いかがだったでしょうか?1年間の子どもたちの成長を感じていただけたのではないでしょうか。国語や生活科で学んだことを発表したり、算数や図工の学習等を参観していただいたりしました。また、SNSの危険性を保護者の方と考え、正しい使い方を学ぶ学習もありました。6年生は、これまで学んだことをもとにしたクイズ大会の後に、合奏「シング・シング・シング」を披露しました。6年生全員が心を一つにして、保護者の方々に合奏を届けようと頑張る姿に、心から感動しました。次週のお別れ行事の時に、在校生に向けて再度披露することになっているそうです。6年生が一生懸命演奏する姿を見て、在校生のみんなも感動することでしょう。

3月6日(水) まとめの学習 頑張っています

どの学年もまとめの学習を行う時期となり、子どもたちも1年の学習を振り返って復習をしている様子を見かけます。中には、明日の授業参観で1年間の成長を発表しようと練習している学年もあります。校内を回っていると、6年生が算数のまとめをしていました。6年生の算数では、小学校6年間の算数で学んだことの振り返る授業が行われていましたので、しばらく見せてもらいました。復習プリントがたくさん用意されていて、子どもたちが次々にプリントを取って問題に向かっています。それぞれの進み具合は違いますが、低学年や中学年のプリントは簡単に解けるという自信もあるようです。子どもたちの解答をよく見ると、誤答を見つけてしまいました。「これは間違っているよ。」と告げると「えっ、どうしてですか?」と聞いてきます。「問題をよく読んでごらん。求めるのは○○じゃないよ。」と話すと、そこで問われていることに気付き、急いでやり直しをしていました。簡単という思い込みから、問題文をよく読まずに解答してしまうことはよくあります。しかし、学習の中で大切な力は、読む力だと思います。まずはじっくり腰を落ち着けて読み、注意深く考えることもまとめの学習では必要ではないかと思います。

3月5日(火) 新旧交代です

本日、地区児童会が行われました。PTAの地区委員さん方も参加していただき、本年度の登校班の反省や新年度の役員などを話し合いました。1年間、6年生の地区長や副地区長を中心に、登校班の集合時間や通学路の確認、危険な場所や危険な遊び等の確認をしてくれていました。6年生も、あと16日(小学校に登校するのは11日)で卒業を迎えます。みんなのために頑張ってくれた6年生に、心から感謝したいと思います。この地区児童会で、新しい地区長や副地区長、書記の子どもたちが決まりました。話し合いの様子を見て回っていると、新しい役員の子どもたちが「新しく地区長になりました○○です。よろしくお願いします。」という挨拶をしていました。いよいよ新旧交代の時期になりました。6年生の頑張りは、5年生を中心に引き継がれていくことになります。そんな様子を見ながら、卒業式が間近に迫ってきたことを感じた時間でした。

3月4日(月) 子どもたちの観察眼はすごい!

教室を回っていると、「校長先生、髪を切りましたか?」と尋ねてきた子がいました。確かに、卒業式も近いので、週末に散髪に行きました。「よく気付いたね。」と返すと、何人もの子が「私も髪を切ったんですよ。」と教えてくれました。また、ある子は、「校長先生、いつもと違う。マスクの色が白に変わっている。」と話してきて、大変驚きました。「使っていたマスクがなくなったから、新しく買ったんだよ。」と言うと、「前はグレーでしたよね。」と続けてきました。その通りです。色々な種類のマスクが並んでいたのですが、今回は白にしてみようと変えていたのです。
子どもたちの観察眼は、素晴らしいですね。細かな変化もよく気付いていることを、感心しました。子どもたちがしっかり見ていてくれるからこそ、身なりをしっかり整えなければ・・・・と思いました。

学校生活の様子(2月第5週)

3月1日(金) 高学年の人権集会に参加して

4時間目に4年生以上の人権集会が行われましたので、それぞれの学年での学習の成果と発表を聞かせてもらいました。2月の人権旬間で学年に応じた教材の内容を元に、自分たちの友だちに対する見方や考え方、言動等についてしっかり学習できたようです。2月の学習だけでなく、これまでの人権に関わる学習を振り返り、一人ひとりが考えた目標をゼッケンに記し、集会に臨んでいました。学年ごとに教材の内容とその中で学んだことを発表してくれました。「今までは人の気持ちを考えずに行動していた」「いやな思いをしている友だちに気付いてあげられなかった」「いじめや差別を武蔵ヶ丘小からなくしていきたい」といった発表に対して、発表を聞いていた子どもたちからも返しの意見が出されました。時間の関係で手を挙げてくれたすべてのこの意見を聞くことは出来ませんでしたが、勇気を持って発表した子を支え、励まそうという雰囲気が伝わりました。
まとめの中で、思うだけではなく、またゼッケンに書いたことを飾りにせず、自分たちの行動で示すことができる武蔵ヶ丘小の子どもたちであってほしいという願いを伝えました。
 

2月29日(木) 集会委員会の皆さん、ありがとうございました!

本日は集会日課で、児童会の集会委員会が各学級に活気を与えてくれました。パソコン室からオンラインで教室をつないで、1年間の集会活動を振り返ったクイズを考え、紹介してくれました。オンラインで集会活動が行われるときは、私も校長室から映像を見ていますが、本日は委員会からの発表前に熊本県児童文集で優秀賞をいただいた児童の表彰を行いましたので、そのままパソコン室で発表を見せてもらいました。
これまで児童集会の際に各委員会から発表された内容を元に、3択クイズをプレゼンテーションソフトを使って作っていました。集会委員会の一人ひとりが問題を出し、教室の子どもたちが手を挙げる流れでした。正解が発表されると、それぞれの教室から「やったあ!」という歓声が聞こえてきました。今回の発表に対するお返しを求めると、たくさんの学級から手が挙がりました。「クイズがとても楽しかったです。」といった意見が返ってきて、とても心温まる活動となりました。
朝から学校のみんなに笑顔と元気をくれた集会委員会の皆さん、本当にありがとうございました。

2月27日(火) 話したいことがたくさん!!

今週は様々な出張が重なり、子どもたちの学習の様子を見たり、話をする時間が少なくなってしまいます。朝はいつもの場所に立っているので、低学年の子どもたちの中には、「どうして校長先生は現れないのだろう?」と不思議に思っている子もいるかもしれません。(さすがに中・高学年の子は分かっていると思います)給食の時間に各教室を回ることが出来ましたが、1年生や2年生がたくさんお話をしてくれて、大変うれしく思いました。いちご狩りに出かけて、白いいちごを食べさせてもらったことや連休中にお出かけをしたこと、テレビ番組のことなど、一斉に話しかけられるので、聞き取るのもなかなか大変です。色々なことを話しかけてくれる子どもたちに元気をもらい、午後からの出張に出かけました。

学校生活の様子(2月第4週)

2月22日(木) 本年度最後の読み聞かせ

PTAの図書委員会の方々により、朝の読み聞かせ活動が行われてきましたが、本年度最後の読み聞かせが行われました。この読み聞かせは、子どもたちも楽しみにしている取組で、校内を回りながら子どもたちの様子を見て回ってきましたが、いつも集中して聞き入っている子どもたちの姿があります。本日も、事前に各学年の子どもたちに応じた本を選ばれ、ある学級では踊りを交えて、またある学級では2人組になって、お話を聞かせていただきました。1年間、大変お世話になりました。
読み聞かせは、想像力や感性が育ち、さらに語彙が増えるなど、子どもたちの成長に大きなメリットがあると言われています。また、読み聞かせを習慣化すれば、子どもたちの情緒安定にもつながるとも聞きます。保護者の方のボランティアの取組ですが、次年度も継続できればとありがたいと思っています。 
  

2月21日(水) 突然の雷にビックリ!

午前中から大雨が降り、ゴロゴロと雷が鳴る1日でした。子どもたちが登校する時間は小雨が降ったりやんだりで、傘もいらないほどでした。その後、だんだん雲行きが怪しくなり、雨が強くなりました。校長室で作業をしていると、突然大きな雷が鳴り、私もビックリして、思わず声を上げてしまいました。子どもたちも雷を怖がっているのではないかと心配になりました。教室を回った際に、「今日の雷は怖かったね」と子どもたちに話しかけると、低・中学年の子どもたちは、「怖かったです。」という声がたくさん返ってきました。(高学年の子どもたちは、意外に平気そうな顔をしていましたが・・・・)雷雨になると急に気温が下がることがあるので、お腹を冷やさないよう「雷さまがおへそを取りに来る」と言うようになったと聞きます。俗説ではありますが、幼い頃恐がりだった私に、親がこの話をしてくれたことを何となく覚えています。低学年や中学年の子どもたちに、「雷さんにおへそを取られているかもしれないよ。」と話すと、大笑いながら「そんなことないですよー。」と答えてくれました。
2月には珍しい雷雨に驚きました。明日も雨の予報が出ていますが、子どもたちの登校する時間帯には雨が上がっていることを願っています。

2月20日(火) 中学生になるための心構え

本日、武蔵ヶ丘中学校で新1年生と保護者の方を対象とした学校説明会が行われたので、その様子を少しだけ見せてもらいました。6年生の多くが4月から入学する中学校ですが、中学校区の6年生の多さに、大変驚きました。本校の6年生の様子を見ていましたが、中学校の先生の説明にしっかりと耳を傾けていたようでした。少し緊張していた子もいたことでしょう。中学校生活で大切なことの話がありましたが、「基本的な生活習慣を身に付ける」「家庭学習の習慣を身につける」「勤労を尊び、責任ある行動がとれるようになる」「相手の立場を考え、行動できる思いやりのある人になる」といった内容を詳しく話されていました。これらのことは、本校でも大切にしていることであり、小中のつながりの大切さを強く感じました。これからも中学校との連携をさらに深めながら、子どもたちの9年間の成長を見据えた実践を継続していきたいと思います。

2月19日(月) 第3回学校運営協議会

本日、朝から本年度3回目の学校運営協議会を開催し、委員の皆さまから1年間の学校経営に対して、様々な視点からご意見をいただきました。最初に、学校教育目標の実現に向けた取組とそれに対する成果と課題を説明しました。その後、それぞれの学級の授業の様子を参観していただきました。意見交換の中で、本校の先生方の取組や工夫を高く評価したご意見をいただきました。また、子どもたちが落ち着いて学習に望んでいることやICT機器を上手く取り入れた授業づくりがなされていることに感心されていました。次年度の児童数の減少については、そのことをプラスと捉えて、本校にしかできない取組を考えていってはどうかという前向きな意見もいただきました。さらに、全国的なスマートフォンやタブレットの普及により、児童の視力の低下や生活リズムの乱れが心配という声もありました。
本年度、3回学校運営協議会を行いましたが、いずれの会も委員の皆様方から本校の取り組みに対して前向きなご意見をいただき、本校の励みとなりました。今後も引き続き、本校の教育活動に対しましてご理解並びにご支援いただきますよう、よろしくお願いします。