校庭の駐車場の奥、ふと目をやると紅色の早咲きの桜がほころび始めました。春の足音が、確実に聞こえてきています。
この連休中、村のシルバー人材センターの皆様が、校舎周りを実に見事に見違えるほど綺麗に整えてくださいました。おかげさまで、清々しい環境のなかで卒業式を迎える準備が進んでいます。地域の皆様の温かい支えに、心より感謝申し上げます。
真剣勝負のテストと、心を通わせる英語
校舎内を巡ると、学年ごとに特色ある学びの姿が見えてきます。
後期課程(7・8年生):今年度最後の期末テストに挑んでいます。静まり返った教室に、鉛筆の走る音だけが響く緊張感。一年間の積み上げをぶつける真剣な眼差しが印象的でした。
5年生:英語の授業では、自分の「ヒーロー」を紹介していました。"My hero is my father. Because he cooks very well."憧れの人を理由と共に英語で語る。単なる暗記ではなく、自分の心の内を言葉に乗せて届ける喜びを感じているようでした。
「なすことによって学ぶ」体と頭の躍動
体育館では、3・4年生が元気に跳び箱に取り組んでいました。踏切の音、着地のポーズ。一段ずつ高さを超えていく姿は、まさに成長そのものです。
一...
ミラノ・コルティナオリンピック公式サイト https://www.olympics.com/ja/milano-cortina-2026 より
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックが幕を閉じました。17日間にわたり、氷上や雪上で繰り広げられた選手たちの躍動感あふれる姿は、私たちに多くの感動を与えてくれましたね。開会式や閉会式でも、開催国イタリアらしい芸術性の高い演出が随所に見られ、あらためて「芸術の国」としての層の厚さを感じた方も多いのではないでしょうか。
そんな興奮冷めやらぬ中、本校の美術室を覗くと、8年生たちが、まさにそのイタリアが生んだ至宝「ルネサンス美術」の鑑賞授業に取り組んでいました。
500年の時を超えて対話する
授業の主役は、誰もが一度は耳にしたことがある巨匠、ミケランジェロ・ブオナローティです。モニターに映し出された『ダヴィデ像』の凛々しい姿に、生徒たちの視線が集中します。
「この像、実際はどれくらいの大きさだと思う?」という先生の問いかけに、ワークシートを埋めながら想像を膨らませる生徒たち。実は5メートルを超える巨大な大理石像であることを知ると、「えっ、そんなに大きいの?」「どうやって削ったんだろう」と驚きの声が上がります。
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2月も残すところあと1週間となりました。ふと中庭に目を向けると、鮮やかな紅梅が次々に花を咲かせています。青空に映えるそのピンク色は、冬を耐え抜いた力強さと、新しい季節の訪れを感じさせてくれます。
教室で見つけた「10」の重み
今日、9年生の教室前を通りかかると、掲示されている「進路カレンダー」が目に留まりました。そこには、卒業まで、そしてこの学び舎に登校する日数が「残り10日」であることが記されていました。「10」という数字をどう感じるでしょうか。受験という大きな壁に立ち向かっている彼らにとっては、緊張感のあるカウントダウンかもしれません。しかし、同時にこの校舎で仲間と笑い、語り合える時間が、砂時計の最後の一粒のように、とても貴重なものに思えてなりません。
かけがえのない「今」を刻む
教室をのぞけば、カメラにピースを送ってくれる元気な笑顔があります。「WE CAN! WE MUST! WE WILL!」という掲示物の通り、自分たちの可能性を信じて突き進もうとする9年生の姿は、下級生にとっても大きな道標です。卒業式までの10日間は、単なる通過点ではありません。
当たり前だった授業、昼休みのはしゃぎ声、放課後の静かな教室
その...
窓の外には春の気配が漂い、調理室からは出汁の芳醇な香りが廊下まで広がっています。7年生は家庭科の授業で「郷土料理」の調理実習を行いました。
今回挑戦したのは、私たちの地域に古くから伝わる「つぼん汁」「まぜご飯」「白和え」「ねったんぼ」の四品。地域の行事やお祝いの席には欠かせない、心温まる献立です。
この学びを力強く支えてくださったのは、いつも水上学園を温かく見守っていただいている地域の女性部の皆様です。
匠の技を間近で学ぶ
生徒たちは、慣れない手つきで包丁を握り、こんにゃくを切ったり、野菜を細かく刻んだりすることに大苦戦。しかし、各グループに入ってくださった女性部の皆さんが、「ここはこうすると味が染みやすいよ」「包丁はこう構えて」と、優しく、時には職人のような鋭い眼差しで丁寧に指導してくださいました。
教科書を読むだけでは決して得られない、経験に裏打ちされた「生きた知恵」。生徒たちの表情は真剣そのもので、鍋の中で具材が踊る様子を食い入るように見つめていました。
世代を超えた「おいしい」の共有
調理が進むにつれ、調理室には活気ある対話が溢れました。「昔はね、この料理をこうやって作っていたのよ...
