5年生 半導体出前講座
12月14日(木)、水俣市に工場があるアスカインデックスの皆様を講師としてお迎えし、「半導体のプロが教える 半導体出前講座」を実施しました。
1,2時間目に5年1組、3,4時間目に5年2組がそれぞれ講座を受け、様々な貴重な体験をしました
5年1組の様子です。
この石が、半導体の原料です。
初めに、「半導体って何?」「電気って何?」という難しい内容を、とても分かりやすく説明していただきました。
その後、4つのグループに分かれ、半導体の原料やシリコンウェハーの製造過程、電気を通すかどうかの実験、プラズマボールの体験、顕微鏡を使ったICチップの観察などを体験しました。
電気を通すものはどれか、色鉛筆の芯は電気を通すのか、などを確認しています。
パソコンの部品を使って、半導体の仕組みや使われ方などを説明していただきました。半導体は、私たちの生活に欠かせないものであることを実感していました。
プラズマボールを体験しています。蛍光灯を近づけると、なんと電気がつきました
5年2組の様子です。ユーモアを交え、わかりやすい説明で2組の子供たちも半導体の世界に引き込まれていました。
ICチップの中を顕微鏡を使って見せてもらいました。髪の毛の直径の10分の1以下の世界を顕微鏡で拡大して観察しました。整然と並んだチップはまるで芸術作品のようでした。
どうなるのか、ワクワクしながら実験に取り組んでいます。
プラズマボールの不思議な動きに、みんな驚いていました。
半導体についての出前授業では、初めて知ること、初めて触れるものばかりで、5年生の子供たちにとって素晴らしい体験になりました。私たちが使っているゲーム機やスマートフォン、炊飯器や冷蔵庫などの電化製品、自動車などにも半導体が使われており、生活に欠かせないものとなっています。
子供たちからも、「いつも何気なくテレビを見たりゲームをしたりしているけど、この中に半導体がたくさん使われているのかと想像してしまった。」「半導体の小ささにびっくりした。」「プラズマボールがすごかった。僕も欲しいと思った。」などたくさんの感想を発表していました。
講師を引き受けてくださったアスカインデックスの皆様、企画やお世話をしていただいた熊本県の皆様に感謝しています。ありがとうございました。
今日の給食
子供たちが写真を撮って「メニュー」と「感想」を書いています。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 吉本 裕康
運用担当者 教諭 前田 繕毅