御船小ニュース

6年生の授業から

 6年生の社会科では、国際連合の働きについて学習しました。この授業の中で特に印象的だったのは、積極的に挙手をし、わかったことを発表しようとする児童の数の多さです。「国際連合について学習する中で、発表する場面なんてあるの?」と思う方は多いかもしれません。ですが、この時の学習活動は「国際連合の組織について、国語辞典で調べ、わかったことを発表しよう」というもので、児童の活躍場面が数多く用意してありました。
 「私は『UNICEF』を見つけました。辞書によると、UNICEFの働きとは…」と、堂々と発表する子どもたち。それ以外にも、友達よりも一つでも多くの情報を見つけようとする真剣な眼差しが、たくさん見られました。まさに主体的な学びです。
 教師の工夫次第で、授業は「ただ話を聞くだけの授業」から「児童が目的意識の高さを行動で示し、意気揚々と活躍する授業」へと様変わりします。そうすることで、主体的・能動的な学びが好きな子が増え、結果的に新たな時代に対応できるような資質・能力が育まれるのかもしれません。