御船小ニュース

集団宿泊学習

「一生に1度の集団宿泊です。色々なことに自分で気付き、自分からやってみる。そんな貴重な機会にしてください。」5年生の集団宿泊学習に際し、出発式で聞かれた言葉です。

9月27、28、29日は5年生の集団宿泊学習がありました。1日目は水俣市の「熊本県環境センター」と「水俣病資料館」を訪れました。熊本県環境センターで学んだことは、まさに「環境保全の大切さ」です。地球温暖化、酸性雨、野性動植物の減少など、地球環境問題について幅広く取り上げました。「100年後、気温は今より4.8℃上がる」という話を聞くと、「えぇ…」と不安な様子の子どもたち。また、パックテストという実験を行い、「川を最も汚す要因が台所排水である」ということを知ると、これから自分たちにできることを真剣に考えました。

 水俣病資料館では、水俣病の歴史や現状について、資料や講話から学びました。あらかじめ教師から「知る機会ではなく、今の自分を見つめ直す機会にしてほしい」と聞いていた子どもたち。どう感じたか、を言葉にして伝え合うことで、一層学習の意義は高まることと思います。学校では勿論のこと、家庭でも話題として取り上げて頂けるとありがたいです。