学校生活

2018年6月の記事一覧

人権ハートフル集会

 6月27日(水)、「人権ハートフル集会」がありました。なかよし委員会が企画・運営を行い、なかよし委員会の発表と学年ごとに取り組んだ人権学習の内容を発表しました。
 なかよし委員会の発表では、子どもたちが人権劇を行い、「ふわふわことば」と「ちくちくことば」について考えました。縦割り班ごとに、心をあたたかくする「ふわふわことば」を出し合い、班で考えた言葉を広用紙いっぱいに貼りつけ、全校児童で共有していきました。友だち同士で一つ一つの言葉を掛け合う姿もあり、見ている方もあたたかい気持ちになりました。




【1年生】人権学習「はしのうえのおおかみ」


【3年生】人権学習「とびばこ」


【5年生】水俣病問題に関する学習を、自分たちと重ね合わせて考えました。

集団宿泊教室

 6月5日(火)~7日(木)の3日間、5年生は水俣と芦北で「集団宿泊教室」がありました。心配していた天気も2日目からもち直し、少し変更はありましたがほぼ予定通りに活動することができました。
 初日は、県環境センターや国立水俣病情報センター、水俣病資料館を訪れ、水俣の環境や水俣病の原因などについて詳しく資料を見たり、説明や講話を聞いたりして、公害から環境モデル都市へと積極的な取り組みを行っている様子を学びました。特に資料館での学習では、一つ一つの展示の前で立ち止まり写真や映像を見つめ、熱心にメモを取る姿もありました。また語り部さんの話では、自分のこと、家族のことを真剣に語られ、子どもたちはそれに応えるようなまなざしで聞いていました。講話後の感想には、差別のおかしさに気付いたことや自分に重ねて考えたことなどがつづってありました。
 2日目は、曇り空の下、ペーロン船で盛り上がりました。一致団結し、かけ声に合わせて櫂をこぎました。最後に行った競争では、他団体の船も含め5艇で競い、1位と3位を獲得することができました。みんなで汗を流し、協力することの難しさと大切さを感じた瞬間でした。午後からの海水浴では波とたわむれたり、海面に浮かんでみたり、思い思いに楽しんでいました。砂浜では、穴を掘ったり砂を固めたりして、サンドアートに挑戦する子どもたちもいました。
 3日目は、ローラールージュを行い、夢中になって車を操縦しました。リフトで丘を上がる時は芦北の海を眺め自然も感じることができました。
 この3日間で、「環境」、「人権」、「協力」、「集団行動」など多くのことを学ぶことができました。また子どもたちの多くの笑顔を見ることもできました。今回の学びや体験を今後の学校生活に生かしていきたいと思います。

県環境センターでの「環境にやさしい商品選び」の様子


語り部さんの講話の様子。真剣に話を聞いていました。


水俣病資料館で詳しい説明をしていただきました。


協力してペーロン船をこぎました。


楽しい海水浴。自然の中で大はしゃぎでした。


ローラールージュ、夢中になって運転しました。

全校集会

 6月4日(月)、全校集会がありました。6月は「心のきずなを深める月間」であり、校長先生から「いじめを許さない学校・学級をめざして」と題して、講話がありました。「いじめは絶対にしない」「絶対、許さない」という校長先生の厳しく、そして力強い言葉を、子どもたちは真剣なまなざしで聞いていました。また金子みすゞさんの詩「私と小鳥と鈴と」も紹介され、一人一人は違うけれども、「みんなちがって、みんないい」んだということ一緒に考えることができました。これからみんなで協力していじめのないめのだけ小学校をつくっていきます。

講話の中のスライド 6月は「心のきずなを深める月間」です。


講話の中のスライド 「いじめを絶対しない」


講話の中のスライド 金子みすゞさんの詩