校長室便り

薬物乱用防止教室

 1月25日(月)、金剛小の学校薬剤師、竹内一剛(かずよし)先生をお招きして6年生を対象に,飲酒、喫煙、薬物乱用がもたらす心身への影響についてのご講話をいただきました。

 コロナ禍の中ですので、先生にはカウンセリング室からZoomで配信していただき、子供たちは各教室にて大型のテレビ(ディスプレイ:電子黒板)で視聴するという形で実施しました。

 20歳まで成長するはずの脳の成長が止まったり神経を溶かして細胞を壊したりなど、飲酒、喫煙、薬物乱用が健康に深刻な害を及ぼすと分かっているのに止められないのは「依存症」にかかるからで、未成年の内に始めた人ほどかかってしまいやすいということです。

 成長するにつれて行動範囲が広くなると、甘い言葉で誘惑する悪い人も近付いてきます。

 飲んでしまうと、吸ってしまうと、使ってしまうと止められなくなるのですから、「やめるのは難しいけど、始めないのは簡単」という考え方をすることと、断っていやな思いはその時だけだけど、体を壊していやな思いをするのは一生続くのだから、はっきり断ることが大切という学習もしました。

 「1回でも『乱用』」、忘れないでほしいと思います。