校長室便り

卒業証書用紙づくり

 学校づくり協議会委員もお願いしている德澄幸治様ご夫妻に、平成7年から25年間の長きに渡ってお世話になり続けた「手漉きイ草和紙による卒業証書用紙づくり」の『最終回』を11月20日(金)に実施しました。

 そのときの様子は、取材していただいた『熊日新聞』の記事にもなりました。

 本年度も、まず16日(月)に一度お越しいただき、「九九には形がある?」「紙とは何か?」などで「『疑問符』を『感嘆符』にしよう」という講話をいただきました。

 今年の6年生の子供たちはなかなか反応がよく、いろいろな意見を出していました。

 「疑問が大きいほど謎が解けたときの感嘆符は大きい!まず、やってみること。自分で考えること。学び続けること。」という、一生もち続けて欲しい大切な考え方・視点を授かりました。

 こちらの様子は『エフエムやつしろ(かっぱFM)』で放送していただきました。

 紙漉きの歴史があり、イ草で名を馳せたこの八代に生まれ育った子供としては、この上なく誇らしい卒業証書を手にすることになります。

 しかも『自作』で、みんなで協力して、6年間の思い出をしっかりと漉き込みました。

 卒業証書授与式を楽しみにしてください。