校長室便り

集団宿泊教室

 例年は6月頃に実施する5年生の1泊2日の行事を、コロナの影響で延期していましたが、10月27・28日(火・水)実施しました。

 前々から楽しみにしていた子も、初めての外泊で緊張した子もいたでしょう。

 感染対策にも気を付けなければなりませんでした。

 しかし、来年は最上級生としてお手本となり、頼られる高学年になるためには必要な行事ですので、実施することができて本当によかったです。

 目標は①規律、②協力、③感謝、④共感、⑤交流、⑥向上の六つでした。

 ④~⑥は学習する『あしきた青少年の家』の常設目標で、訪れるどの学校にも呼びかけられます。

 ①~③が本校の5年生に、この機会を逃さずに身に付けてもらいたいと考えている態度です。

 ペーロン船は、例年とは違った方法ではありましたが、「力を合わせれば速度が2倍、3倍…になり、負担が1/2、1/3…になる」ことを学びます。

 これは日常生活でも「協力すれば楽しみや嬉しさは2倍、3倍…になり、悲しみや苦しさは1/2、1/3…になる」ことにつながることを体感させることを目的としているのだと思います。

 期待どおり実感できたでしょうか。

 学んで得たことをこれからの生活に生かしてほしいと思います。