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【6年】6年生に贈る校長最後の授業 その2

 今日は3月14日・・・円周率3.14にちなんで「数学の日」となっています。

 そこで、校長による卒業直前授業第2弾は「中学校数学を意識しながらの算数授業」を行いました。導入は、一昨日の道徳の続き(積み残した部分)から入りました。

 「正解のない時代」の一例として、ノーベルの話をしました。

 「ノーベルと数学」がどう関係するのか?その意外なエピソードを紹介しながら、自然な流れで数学の授業につなげました。 「落語」(マクラ→本題→オチ)を意識して組み立てた授業です。

 

 まずは、「なんのこれ式」に取り組ませました。内容は、その積となるような乗法式をあるだけ出させる問題です。ただし乗法式は九九の範囲内とします。このねらいは、子どもたちが普段使わない思考回路を刺激することです。九九を「言える」だけでは太刀打ちできません。いつもと逆の思考回路が必要です。そして、ゆくゆくは、この思考は中学校3年生で学ぶ因数分解に活きます。意外と時間がかかりました。

 

 ストップウォッチ片手にプレッシャーを与える校長(※時折「チチチチ」と時限爆弾みたいな音をまねながら)今の時代なら、ICTのタイマー機能を使うところででしょうが、アナログもたまには良いものです笑笑。

 この後、約数の問題から「完全数」の紹介。そして、本時のメイン問題「713/961を約分せよ」を考えさせました。今回もやることが多すぎました。やりたいことの半分くらいしかできませんでした・・・(;。;)

 最後の授業(3本目)は、卒業式の「校長式辞」なのですが、前日の修了式の校長講話で今日の積み残しを少し入れ込もうかな・・・とも思いました。子どもたちに伝えたいことがありすぎます!!

 ※授業の最後には、中学校「進学」祝い(まだ「卒業」してないので、早すぎなのですが)にプレゼントを渡しました!