【5・6年生】算数の研究授業を行いました。
学校生活の大半は授業です。私たち教職員は、授業力を向上させ、子どもたちに力をつけるのが仕事です。こうして定期的にお互いの授業を見合う機会を設定しています。今日は、郡の算数部会でもリーダーとして活躍している立山先生が授業を公開しました。
6年生は教科書の内容を一通り終えているので、これまで学習した内容の活用や総復習に取り組んでいます。今回は、スクラッチを利用して比例のグラフを描くというものです。プログラミング学習の一環という位置づけにもなります。
5年生は、円周の長さの学習を利用して、「運動会で走る各コースのスタート地点のずれは何mか」という問題に挑戦しました。
【6年生】まずは、今までの知識で表からグラフを作成します。
【5年生】本時の問題でわかっていること、使えそうなこと、もとめること等を確認します。
【5年生】グループでこの問題で不必要な情報はないか確認します。
【6年生】次にスクラッチを使ってグラフを描くことに挑戦しました。命令文を選択して数字等を入力し、その命令を実行してグラフが描けたら今日の目標は達成です!
【6年生】プログラミングの達人であるYくんは、あちこちからの相談に1つひとつ答えています。なかなか忙しそうです。
プログラミングが完成すると、このようにパソコンがグラフを描いてくれます。写真は、命令を実行し、直線が伸びて行っている途中の画像です。全員無事に完成したようです。さすが、子どもたちは早い!
【5年】ここでは、第1コースと第2コースのずれについて計算で求めました。分配法則を利用すれば、3.14のかけ算を何回もしなくて良いことに自分たちで気づくというのが難しかったようです。
【5年】適用問題で本時の学習のおさえをします。地球の大きさの規模になっても、1mの違いは6.28mの円周の違いしかないことをおさえました。
※ちなみに、これら(5年生が取り組んだ問題)は中学校2年数学の教科書に出てくるレベルの問題です!ただし、中学校では文字式で証明するところまで求められますが・・・。