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【6年生】算数「ふしぎな計算」

6年生は、本校唯一の単式学級です。今年は一段と伸び伸びとした姿勢で授業に臨んでいます。

今日は、ナカナカ興味深い問題に挑戦していました。担任の立山先生が、子どもたちと一緒に悩みながら解いていたのが印象的でした!

 12×63=   36×21=        この2つの式の積を比較します。

 23×64=   46×32=        同様にこの2つの積も比較します。

他にも、同じように積が等しくなる場合があるのか?そんな数をみつけてみようという課題でした。

  Uさんの発言や、先生からのヒントで、Eくんが最初に気づきました。発表したくてウズウズしている様子がわかります。

  なかなか気づかないとモヤモヤ状態になります。でも、みんなのつぶやきが結果的に友だちの思考を助けています。貢献度は極めて高いのです。これこそ、「対話的で深い学び」の形です。少しずつ気づく子が増えてきました。6年生のいいところは、いつも高い関心を持って課題に取り組むところです。子どもたちからの「わかったー」の声が増えてくると本当に気持ちいいです。こういう集団は間違いなく伸びます。 

 しばらく授業の様子を見ていた私から、「この問題は、中学校の数学では、なぜそうなるかを説明するという学習内容になるよ」というと、「絶対、わからない!」という声が挙がってきました。「確かに今ならば難しいけど、これから段階を追って学習していくから心配ないよ」と立山先生からフォローがありました。私も「子どもたちが抵抗を感じすぎないような伝え方をしないといけないなあ」と反省しました(;゜ロ゜)