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【6年】山都町の清和文楽鑑賞事業

本清和文楽鑑賞事業は、嘉永年間(1840年代)より、農村文化として受け継がれてきた清和地区の宝である「清和文楽人形芝居」を山都町の宝ととらえ、山都町の子どもたちが地域にある文化芸術に触れあうことにより、郷土を誇りに思い郷土を愛する心を育むことを目的に、町教育委員会が主催して実施している事業です。

文楽館に入っているところです!

山都町の6年生全員が対象です。地元清和小は全校児童となります。清和小6年生にとっては卒業公演披露になります。

 

 まずは清和小6年生による上演です。清和地区の伝統の重みを感じます。

保存会の方による人形の解説がありました。目の方向と手の方向を一緒にして感情を表す、涙のシーンは手でなく着物でふくしぐさをする・・・などの細かな部分を学びました。人形は3人がかりで演じます。息もぴったり合わせないといけません。

 

続いて、保存会の方々による上演です。会場内に心地よい緊張感が伝わります。

 セリフだけ聴いていると難しいのですが、事前に解説を聞いていたので、物語の背景が理解できました。お母さんと娘のシーンには心が打たれました。清和文楽・・・まさしく山都町の誇りです!!