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【全校】2学期の人権集会

 全国的には、人権デーである12/10を最終日とする1週間を人権月間としていますが、本校では、先取りして10/18~11/17を人権月間と位置づけ、各学年で学習を進めてきました。本日はそのまとめの集会となります。

 1   担当の先生の話

  渡邊Tから「今日の集会でみんなの心が温かくなる時間にしましょう」と話がありました。

 

2 歌「ビリーブ」 手話をしながらみんなで歌いました。

3 各学年からの発表

 ①1・2年から

  「森のなかま」で学んだことを発表しました。

   「決めつけない。やってないことはやってないと言いたい」などの感想が出されました。 

 

 ②3・4年から

  「とびばこ」を劇にして、観ている人にも内容がわかるように発表の形態を工夫していました。

  4年生Aさんの人権作文が12月に町内放送で流れることもしっかりPRされていたところもよかったです。

 

 ③6年から

 長崎で被爆し、差別を受けたNさんの思いから学習したことを発表しました。

 「私たちは、いつでも差別をすることもされることもあるかもしれない。だから・・・」と自分事としてとらえている発表が印象に残りました。 

 

4 県人権子ども集会のVTR視聴

  県の子ども実行委員会が中心となって企画・運営している会です。コロナ禍以降、オンデマンドで実施されています。それをみんなで視聴しました。実行員会からのメッセージや県内で特色ある取組をしている学校の実践が紹介されました。 

 

5 感想発表

  のべ7名からそれぞれの学年の発表に対して感想が発表されました。 

6 校長の話

  階段に掲示されているポスターを見たことがあるか確認する話から、人権月間を設定した意義、みんなの前で発表することは勇気がいる。さらに「聴いていた人はどう思ったんだろう?」と気になるものである。そこで、聴いていた人から返しをもらうと安心できる。この集会で感想発表をする時間を設けているのは、そういう意味もある。鹿児島県の小学校5年生の人権詩を紹介しながら、校長自身が話下手でコンプレックスを持っていたけど、個性を生かしながら一生懸命伝えているようにしたら、「先生の思いは熱く伝わってくる」などの言葉をもらい、かえって自身の強みになったことを話しました。これまで「ポスター」に気づかなかった人はこのあと帰りに見てください。と伝えて話を終えました。 

 

  集会後、数名の子がポスターを確認していました。ちなみに、ここにいる子は、これまでにポスターを見たことがあると答えた子たちです。これまで気づいていなかった子たちは移動中にちゃんと見てくれたかなあ?