塩害
9月22日未明にかけての台風17号接近では、予想以上の風が吹き、びっくりさせられました。
学校でも、少なからず被害がでました。倉庫の扉が外れたり、高木の枝が折れたり・・・。
9月24日の朝は、高学年の子どもたちの自主的な活動で,後片付けが行われました。運動場のプール前には、積まれた落ち葉、枝等々がうずたかく積み上げられました。
また、校舎の南側のガラス窓は、白く曇りました。よく見ると土ぼこりではなく塩がこびりついています。試しに指でこすって口に入れてみると、かすかにに塩の味がします。
さらに、よく観察すると本校シンボルの「むくのき」をはじめ、たくさんの木々も南側の枝先の葉がすべて茶色く変色しています。
もちろん原因は、海から運ばれた塩水が強風で吹き付けられたためです。
残念ながら、子どもたちが一生懸命に育てていた理科園のヘチマもかわいそうな姿になってしまいました。
この学校に勤務して3年になりますが、初めての出来事でした。あらためて自然の力のおそろしさを実感しました。