学校生活

防災ワークショップ

 5・6年生は、災害から自分たちの命やくらしを守るためにはどうすればよいかを学ぶため、防災ワークショップを行いました。

 最初に、九州電力の方から、災害が起きた時の対処法を学びました。切れた電線があった場合には決して触らないことや災害が起きたら速やかにブレーカーを落とすことなど。各家庭のどこにブレーカーがあるのかを把握しておくことも大事ですね。また、最近の防災グッズとして、「水でスマホを充電する機械、水と電気がなくても使えるトイレ、電気をつくれる倉庫」どれでしょう?という問いがあったのですが、すべてが正解!様々なものが開発されていることに、子供たちも驚いていました。

 次に、手回し充電器をいくつも持参していただき、子供たちは実際に回して体験しました。回すと光や音が出て、夢中になって手を動かしていました。

 その後、ハザードマップを使って、危険区域を確認し、避難経路等を考えていきました。各グループで、どのように避難すればよいかを話し合い、発表していきました。そして、落ち着いて避難行動をとれるよう、マイタイムラインを作成しました。どの警戒レベルや情報が出たら避難するのかや役割分担、持ち出し品や避難先などを確認していきました。

 危険度も、住んでいる地形によって変わってきます。川の近くなのか・山の近くなのか、高い土地なのか・低い土地なのか等、それぞれの場所で避難の方法が変わることも考えながら、様々な意見を出し合っていました。今回の学習で、危機管理能力をさらに高めることができたのではないでしょうか。ご指導いただいたスタッフの皆様、ありがとうございました。