校庭の平行棒が、鮮やかな黄色に塗られました。「天気も良く、風も吹いているので、明日くらいまでで乾くでしょう。」と、塗っていただいた庁務の先生が言われています。ペンキを塗るまでには、古い塗装を剥がしたり、さびを落としたりといくつもの作業があります。その一つ一つの工程を丁寧に作業されている様子が校長室からも見えていました。お世話になりました。
毎月1回、全職員で割り当てられた箇所の安全点検をします。そこでの気づきに庁務の先生が対応してくださることも多いのですが、どうにもならないことについては、教育委員会と相談をして、業者に対応していただくこともあります。最近では、給食室側の本校敷地入口に鉄の門扉がありますが、幾つかの偶然が重なると、倒れることがあるということが分かり、”絶対に倒れない”ように業者対応をしてもらいました。
「ペンキ塗り立てだから、入らないでね。」「危ないから、門は閉めて帰ってね。乗り越えたらだめよ。」といった指導は、時に、子供の好奇心をくすぐり、なかなか徹底できません。「だめ!」と言われると、ますます興味を持つのが子供です(今日もズボンや手に黄色いペンキを付けてしまった児童がいます・・・)。だからといって指導しないということではありません。指導だけ環境だけに頼ることなく、両側面から児童の安全を守るために学校と行政、そして子供たちで協力していくことが大切です。