6年生が家庭科でナップサックを作っています。出来上がったら、修学旅行に持って行くようです。チャコペンで印を付け、マチ針をうってミシンがけです。初めてミシンを触るという子も多いので、担任が一人で指導するととても時間がかかります。そこで、本校は各班一人地域サポーターの方が付いて下さいます。本当に有り難いことです。
「ここで返し縫いだね」「強く押さなくても、ミシンが布を送ってくれるよ」等々、ワンポイントアドバイスをいただきながら、子供たちは恐る恐るでも目を輝かせてミシン縫いをしていました。同じ柄の布を使っていたとしても、作り手が違うので、出来上がった作品は『世界にひとつだけのナップサック』です。そこに、地域サポーターの方からの支援も加わって、それは、6年生にとって素敵な思い出の品となることでしょう。
本日は、あいにくの雨が降ったり止んだりの天気でしたが、予定どおりに6年生は『ふるさと発見ウオーキング』に出かけました。
地域の歴史をよくご存知の久保田さん(学校運営協議会会長)が、手作りのパンフレットを準備してくださっていたので、説明も聴きやすく、児童のメモも進んでいたようです。また、地域コーディネーターの柴田さんをはじめ、見守り隊の上野さんと島村さんも安全に道路を横断したり線路を渡ったり出来るように、ずっと一緒に歩いてくださいました。本当にありがとうございました。
途中、傘をささないといけないくらいの強さの雨の中を歩いていると、池田さん(地域コーディネーター)が、私たちが濡れながら歩いているのを見かけて、わざわざ自宅の傘を7,8本持ってきてくださいました。
地域の皆さんに色々な側面から支えられていることを、改めて実感した『ふるさと発見ウオーキング』でした。この後、3学期に縦割り班で行う『ふるさと発見ウオーキング』で、6年生が下級生のガイドとなって説明できるように準備をしていきます。6年生が“伝える力”を発揮してくれるのが楽しみです!!
本日は、理科支援員来校日でした。本校は、派遣校(拠点校は八千把小)なので年に3回支援員の先生が来校されます。今日は第1回目でしたが、6年生と4年生、3年生の授業支援をしていただいていました。お世話になりました。
さらに、今日から教育実習が始まりましたので、本校卒業生の小林さんも勤務開始です。まずは、授業観察や座学です。座学では、養護教諭から保健室の役割や子供が怪我をした時の対処の仕方など、担任としての基本的な知識を学んだようです。18日(金)までたくさん吸収していってほしいと思います。
そして、午後には2年生の教室が賑やかでした。学年のPTA親子行事で、楽しそうに制作活動をしていました。準備をしてくださった学年委員の方々、ありがとうございました。
10/1(火)は、『小中連携事業』の一環である「ようこそ先輩!」の日でした。本校の卒業生である鏡中学校1年生の3人が、6年生の総合的な学習の時間に、講師として来てくれました。素晴らしい“伝える力”を発揮した先輩たちに、お互い小学生だった昨年までとはまた違った『尊敬のまなざし』を向けている6年生の姿がありました。
あと半年で中学校へ進学する6年生にとって、少し先を行く先輩から色々な話を聞く機会は、進学に対する不安を払拭し、未知の世界への希望を膨らますいい機会です。特に、3つの小学校から進学してくることや小学校にはない部活動、定期テスト等など、自分たちも不安だったことや楽しみにしていたことを、6年生の気持ちに寄り添うように中学校の生活をプレゼンしてくれる先輩たちの姿は、まさに、1年後の自分たちを映し出しています。
6年生にとっても中学1年生にとっても、まさにWin-Winなこの取組は、各校の担当の先生方及び担任の先生方がその趣旨を理解し、計画的に準備したり日課の工夫をしたりして実現(継続)できている取組です。来年、現6年生の勇姿が見られるかと思うと今からワクワクします!